「俊さんを一瞬、嫌いになった」闘莉王が岡田監督から大目玉。俊輔と中澤は鼻で笑う「クソッタレや!と思った」

2023年02月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

俊輔からは「いいから行って!」と催促

闘莉王氏(右)が「日本人で一番凄い」という俊輔(左)との秘話を語った。(C)SOCCER DIGEST

 元日本代表DFの田中マルクス闘莉王氏が2月10日、自身のYouTubeチャンネルで最新コンテンツを投稿。ゲスト出演した松井大輔とともに"稀代のファンタジスタ"中村俊輔の凄さを語り合った。

 磐田と横浜FCで俊輔とチームメイトだった松井は、「サッカーを教えてくれた」「ずっとキックの練習をしてる。凄いなと思った」「試合の流れを自分のモノにしていく」と絶賛する。

「日本の10番と言えば俊さん」という松井に、闘莉王氏も同意。「一番凄いなと思ったのはゲームをコントロールする力」「日本人で一番凄かったのは俊さん」とリスペクトする一方で、「これははっきりと覚えている」と、驚きのエピソードを明かした。

「俺らは日産スタジアムで、ワールドカップの予選で、どっかに0-1で負けていて」

 ビハインドの状況で、闘莉王氏は俊輔と中澤佑二から「上がれ!上がれ!」「俺らが後ろを守ってやるから」と言われたという。

 だが、闘莉王氏は岡田武史監督から指示がなかっただけに「上がらないよ!」と断った。それでも俊輔からは「いいよ! いいから行って!」と催促された。

「佑二さんも背中を押してくれたから、それで行ったんだよ」

 思い切って攻撃参加したものの、チャンスは作れず、逆にピンチの場面が増えた。翌日のミーティングでは岡田監督から「お前は何で上がってんだ!」と大目玉を食らった。
 
 さらに「誰がお前に上がれって言ったんだ!?」と問い詰められた闘莉王氏は、先輩に期待した。しかし……。

「俺の後ろに、佑二さんと俊さんがいて、この人たちが『俺らが言ったんですよ』って言ってくれると思ってたら、シーン…って何も言わないんだよ! 俺、上がりたくないって言ったのに、『上がれ!上がれ!』って言ったあの2人が、全然手を挙げないじゃん!」

 そこで闘莉王氏は、岡田監督に「俺が勝手に上がりました」と答えると、さらに怒られた。

 後ろの2人は「鼻で笑ってたんだよ」と闘莉王氏。「あの時、俺、あの2人、クソッタレや!と思った(笑)。俊さんを一瞬、嫌いになりましたよ」と苦笑混じりで振り返った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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