二桁到達は当たり前!ブライトン指揮官、ゴール量産の三笘薫を巡り上方修正!「得点数の目標を上げなければならない」

2023年02月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

プレミアの日本人シーズン最多得点記録まであと「1」

デ・ゼルビ監督は当初、三笘(右端)に二桁得点を目標として課していたが…。(C)Getty Images

 ブライトンのロベルト・デ・ゼルビ監督が、イングランドを席巻する三笘薫について語った。ブライトンの地元紙『The Argus』が2月7日付けで伝えている。

 シーズン当初は途中出場が続いていた25歳の日本代表MFは、デ・ゼルビ監督への政権交代を追い風に、カタール・ワールドカップ前あたりから先発起用され出すと、大会後は圧巻のパフォーマンスでゴールを量産。今冬にエース格だったレアンドロ・トロサールがアーセナルへ移籍したなか、攻撃の中心となり、プレミアリーグで6位につけるブライトンを力強く牽引している。

 現在3戦連発中で、直近7戦でなんと5ゴールをマーク。11月の初ゴールから得点数は7(プレミアリーグでは5)に達した。

 この大活躍を受け、常々「二桁得点を達成しろ」と発破をかけていた指揮官は、目標を上方修正。勢いの止まらない新エースに熱い期待を寄せ、こう口にしたのだ。
 
「彼は今、何点取っているんだ? 7点か。もう得点数の目標を上げなければならないな。我々にはミトマと(ソリー・)マーチのゴールが必要なんだ。それに(デニス・)ウンダフと(ダニー・)ウェルベックも同じだ。どちらも(4日のボーンマス戦で)素晴らしいプレーをしながらゴールはなかったが、彼らが好きだ」

 また、サイドでプレーする三笘とは、試合中にも積極的にコミュニケーションを取っている事実を明かした。

「彼はいつも私の近くにいる。私にとっては指示を出すことがとても重要なんだ」

 ボーンマス戦で叩き込んだ2試合連続の劇的弾で、香川真司(当時マンチェスター・ユナイテッド、2012-13)と岡崎慎司(当時レスター、2017-18)が持つ、プレミアリーグでの日本人シーズン最多得点記録「6」にリーチをかけた。まずはこの記録を更新したうえで、どこまで数字を伸ばせるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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