かつてはバイエルン・ミュンヘンやマルセイユなどでプレーし、現在はアル・ナスルに在籍する元ブラジル代表MFルイス・グスタボが、インタビューに対応。新たにチームメイトになったクリスティアーノ・ロナウドについて語った。英紙『Daily Mail』が伝えている。

　38歳のポルトガル代表FWは、マンチェスター・ユナイテッドの幹部らを公然と批判し、同クラブとの契約を解除した後、昨年末にサウジアラビアの強豪に電撃加入した。

　しかし、総額約280億円とも言われる天文学的な年俸を貰いながら、加入して公式戦２試合はノーゴール。金額が金額だけに批判の声も上がるなか、３日に開催されたサウジアラビアリーグ第15節のアル・ファテ戦で、PKからようやく初ゴールを奪った。

　グスタボは、一挙手一投足が注目を集めるスーパースターを巡り、まずは思わぬデメリットから述べている。

「確かに、クリスティアーノの存在は我々を難しくしている。全てのチームが可能な限り、最善の方法で彼に臨もうとするし、彼はみんなにモチベーションを与えてしまうからね」

　C・ロナウドと直接対決――。そんなまたとない機会とあって、相手選手たちはアル・ナスル戦ではいつも以上に気合が入っているようだ。
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　そして40キャップを誇る元セレソン戦士は、利点に関してはこう明かした。

「アル・ナスルでの彼の存在は、大きなアドバンテージとなる。技術的にも身体的にも素晴らしい能力を持つ彼から、僕らは日々学んでいるからね。クリスティアーノ・ロナウドは挑戦し続け、常に成功する。ここにいる誰もが、彼が何を見せてくれるのか待っているよ。彼はすでに初ゴールを決めており、それゆえプレッシャーから解放されたのだ」

　解き放たれたスターはここからゴール量産体制に入れるか。チームメイトはその実現を確信している。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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