ケインのメモリアル弾でトッテナムが接戦を制す!マンCは頼みのハーランドが沈黙、首位アーセナルとの勝点差を縮められず

2023年02月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

節目のゴールでトッテナム歴代最多スコアラーに

メモリアルな先制弾を叩き込んだケイン(左)。この一発が決勝点となった。(C)Getty Images

 現地時間2月5日に開催されたプレミアリーグ第22節で、5位のトッテナムと2位のマンチェスター・シティが、トッテナム・ホットスパー・スタジアムで激突した。

 注目の上位対決は15分に動く。ホイビェアのペナルティエリア手前でのパスカットからトッテナムがショートカウンターを発動し、最後はケインが右足で冷静にフィニッシュ。ポゼッションで圧倒的劣勢だったが、幸先よく先制点を奪った。

 29歳のイングランド代表FWにとって、これが記念すべきプレミアリーグ通算200点目で、トッテナム通算では267点目。並んでいたジミー・グリーブス氏を抜き、クラブ歴代最多スコアラーとなった。

 追いかけるシティは、ボールは持つものの思うようにチャンスを作れず、得点ランキング首位を独走中のハーランドもほとんど仕事をさせてもらえない。前半アディショナルタイムにはマハレズがエリア内で左足を振り抜くが、クロスバーに嫌われる。
 
 1点が遠いなか、アウェーチームは59分に両軍を通じて最初の選手交代を行ない、ベンチスタートとなっていたデ・ブライネを送り込む。すると直後の64分、そのデ・ブライネがキッカーを務めたセットプレーから、アルバレスがシュートを放つも、相手のブロックに阻まれる。

 追加点を目ざすホームチームは、66分に鋭いカウンターを発動。ソン・フンミンが一気に持ち上がり、ビッグチャンスになりかけるが、最終局面で精度を欠き、仕留めきれない。

 その後も互いにゴールに迫りながら、結局得点は生まれず。スピーディな展開が続いた白熱の一戦はこのまま1-0でタイムアップ。手術を受けたコンテに代わり、助監督のステッリーニが指揮を執ったトッテナムが、逆転負けを喫した1か月半前のリベンジを果たした。

 一方、ハーランドが沈黙に終わったシティは、前日にエバートンに敗れた首位アーセナルとの勝点差を縮める絶好の機会を逃した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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