【J1最終節展望】広島‐湘南|広島がステージ優勝&年間勝点1位のダブル獲りへ

2015年11月21日 サッカーダイジェスト編集部

広島――コンディションは今季の中でも屈指。勝利でステージ優勝&年間1位を飾りたい。

故障者/広島=水本、森﨑浩、吉野、川﨑 湘南=梶川
出場停止/広島=なし 湘南=なし

J1リーグ・2ndステージ17
サンフレッチェ広島 湘南ベルマーレ
11月22日(日)/13:30/エディオンスタジアム広島

第2ステージ・16節終了時のCS暫定組み合わせ​

サンフレッチェ広島
2ndステージ成績(16節終了時):1位 勝点34 12勝1分3敗 39得点・14失点
年間成績(33試合終了時):1位 勝点71 22勝5分6敗 68得点・30失点

【最新チーム事情】
●水本が左眼窩底骨折のため離脱(全治4週間)。
●柏が復帰し、山岸も好調とワイドの競争が激化。
●引き分けでも年間1位濃厚だが、チームの意志はあくまで「勝利」。
●野津田が練習試合で、45分間で4得点と好調をアピール。
 
【担当記者の視点】
 得失点差で他と大きく差をつけているため、引き分け以上で年間1位と第2ステージ優勝のダブルタイトル獲得が濃厚だ。ただし、森保監督は「湘南戦はレギュラーシーズンの集大成。優勝を賭けた試合でもあるし、ホームの最終戦で我々を支援・応援してくださった皆さんに勝利をお届けして、ステージ優勝と年間1位をともに喜んでもらいたい」と語り、佐藤も「しっかりと勝って、(ステージ優勝と年間1位の)両方とも手に入れたい」と意気込む。引き分けでいいという意識は、今のチームにはない。
 
 練習を見る限り、今季の中でもコンディションは良さそうだ。前線3人のコンビネーションは良好で、練習試合・松山大戦では見事なダイレクトプレーの連続から、佐藤がゴールを挙げた。また若手も45分で浅野が2点、天皇杯4回戦の徳島戦で2点に絡んだ野津田は4得点と強烈にアピール。佐藤と野津田は練習でも素晴らしいゴールを決めており、湘南戦に向けて弾みを付けた。
 
 チケットはすでにソールドアウト。3万人を超える大サポーターの後押しを受け、広島はチャンピオンシップに向けて大きな一歩を踏み出す。

次ページ湘南――必然の「どんでん返し」へ準備万端。最後にベストメンバーが揃い首位に挑む。

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