「ヘディングは得意じゃないから…」三笘薫が劇的決勝ゴールの直後に披露した“流暢な英語”にファン感嘆!「ペラペラやん」「カッコ良すぎ」

2023年02月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ボールがすごく良かったんで、しっかり当てることに集中した」

終了間際の決勝点に吼える三笘(左)。ホームスタジアムは熱狂のるつぼと化した。(C)REX/AFLO

 英雄的なスーパーパフォーマンスにも、努めて冷静に試合を振り返った。

 現地土曜日、プレミアリーグ第22節でブライトンはボーンマスと対戦。試合は0-0のまま均衡が破れずに最終盤に突入した。そして迎えた87分、日本代表アタッカーがまたしても大仕事をやってのける。左サイドのサルミエントが送ったライナー性のクロスに、ヘディングで合わせたのは三笘薫だ。ふわりとロビング気味にゴールへ向かった球は相手GKネトの手をかすめてラインを割り、貴重な決勝点となった

 試合後、地元テレビのライブ中継でヒーローインタビューに応じた三笘。もちろん通訳なしでインタビュアーと対峙し、流暢な英語で想いを明かした。

「ヘディングはあまり得意じゃないから、自分としては(ゴールを決められて)驚いています。今日は試合開始から僕たちのパフォーマンスは良くなかった。戦術的にも技術的にもたくさんミスがあったので。でも、大事なのは3ポイントを獲れたこと。また週末に向けて準備したいです」

 再度ゴールシーンについて問われると、「ジェレミー(サルミエント)からのボールがすごく良かったんで、しっかり当てることに集中していました。そうですね、フォーカス(集中)です」と答えて笑みを浮かべ、「結果には満足していますし、もっと改善できるとも感じています。(今シーズンは)ここまでとても良くやれている。いまは5位? ちょっと分からないですけど、この状態を続けて前進していければと思います」と続けた。

 このやりとりを聞いて絶賛したのが、「ABEMA TV」で解説を務めた元北朝鮮代表FWの鄭大世氏だ。「普通は試合が終わったから興奮状態ですけど、あれだけ冷静に、しかも英語で受け答えできるのが凄い。なんなら照れてましたからね。試合後の感情の起伏が少ない。だからこそ活躍できるのでしょう。本当に末恐ろしい」と持ち上げた。
 
 称賛の声はもちろんファンからも殺到している。ABEMAの中継中に流されただけあって、多くの視聴者が三笘の珍しい英語インタビューを目撃。ツイッター上ではさまざまな書き込みが寄せられ、

「え? ペラペラやん!」
「カッコ良すぎでしょ」
「英語で喋ってることよりイギリスの英語聞き取れてることが凄い」
「勉強ちゃんとやらないとなって気持ちにさせてくれる」
「英語のやりとりも、パス回しと同じくらいスムーズ」
「マジで25歳の落ち着き方じゃない!」
「英語苦手な私にもわかるようにインタビューで答えてくれて助かった」

 などなど、小さくない反響を呼んでいる。

 これで3戦連続ゴール、直近6試合で5発と手がつけられない。ますます声価を高めながら、プレミアリーグの次節(現地2月11日)はクリスタル・パレスの本拠地に乗り込む。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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