英メディア『Football365』が２月２日、プレミアリーグ各クラブの今シーズンにおける「最高の決断」を特集した。

　ここまで１試合消化試合が多い２位のマンチェスター・シティに５ポイント差をつけて首位に立っているアーセナルは、「右サイドバックでベン・ホワイトを信頼したこと」だった。

　アーセナルの右SBは昨シーズン、途中で戦線離脱をするまで、日本代表DFの冨安健洋がレギュラーを務めていた。当然、今シーズンもスタメン候補だったが、故障で開幕に間に合わず。その冨安と同じく、CBが本職のホワイトをコンバートして一時的に補填した。

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　チームが快進撃を続けるなか、ホワイトは不慣れなポジションで好パフォーマンスを披露。ウィリアム・サリバとガブリエウ・マガリャンイスのCBコンビが機能したこともあり、冨安が復帰後も右SBのスタメンを死守している。

　記事はまず、2022年１月にホワイトが冨安について「彼はこれまで一緒にプレーした中で最高の右サイドバックだ。彼はいつも集中している。彼の隣でプレーできて光栄だ」と賞賛した言葉を紹介。こう続けている。

「１年以上経った後、プレミアリーグ全体で最も継続性のあるイングランド代表DFは、チームメイトをベンチ送りにした」

　冨安も出場した試合では攻守に奮闘を見せているが、同メディアはホワイトを使い続けているミケル・アルテタ監督の"決断"が躍進のポイントのひとつと見ているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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