「内々で話せ」エクアドルの英雄がカイセドの移籍“狡渉”に苦言!元英代表も「よほど酷い助言を受けたのか?バカなのか?」

2023年02月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

結局移籍は実現せず、ブライトンに残留

移籍を懇願し、騒がせたカイセド。(C)Getty Images

 エクアドルの英雄エネル・バレンシアが、代表の同僚モイセス・カイセドのやり口に苦言を呈した。

 三笘薫と共にブライトンで評価を高めるカイセドを巡っては、アーセナルとチェルシーが獲得に動き、前者は6000万ポンドのオファーを出すも、7500万ポンドの値札をつけたブライトンが拒否。これを受け、21歳の俊英は自身のインスタグラムでこう訴えていた。

「僕はエクアドルのサンタドミンゴで貧しい家庭に育てられた10人兄弟の末っ子だった。夢は常に、エクアドルの歴史の中で最も多くの賞を受賞した選手になることだ。ブライトンに記録的な移籍金をもたらすことができ、誇りに思う。これにより、彼らはそれを再投資し、クラブが成功し続けるのを助けられる。なぜ僕がこの素晴らしいチャンスを掴みたいかを理解してほしい」

 ただ、クラブ側は頑として首を縦に振らず。移籍期限の1月31日まで異例の休暇を与えるなどした結果、とうとう移籍は実現しなかった。
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 気持ちを切り替え、再びブライトンのために全力を尽くすことが求められるが、少なからず周囲の印象を悪くしたのは事実だ。

 英紙『Daily Mail』によれば、元イングランド代表FWクリス・サットン氏は、「よほど酷いアドバイスを受けたのか、それともバカなのか。あのSNSの投稿は、まさにバカだ」と辛辣に発言。また、エクアドル代表史上歴代最多得点を誇るE・バレンシアも、カタール・ワールドカップで共闘した後輩に対し、こう語っている。

「もし彼と事前に話していたら、そんな内容をインスタグラムに投稿するなと伝えただろうね。去りたいのであれば、内々でクラブと話し合うべきだろう」

 確かな技術とそのインテリジェンスから、"エクアドルのカンテ"とも称されるホープは、ピッチ内でのパフォーマンスで信頼を回復できるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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