悲願のW杯制覇を果たしたメッシだが…叶わなかった願いとは? 表彰式での裏話も「『さあ、私を掴みなさい』と」

2023年01月31日 サッカーダイジェストWeb編集部

「彼が愛したアルゼンチンが王者になるのを見てほしかった」

トロフィーにキスをして、カタールW杯優勝の喜びを表現するメッシ。(C)Getty Images

 アルゼンチン代表FWリオネル・メッシがインタビューに応じ、カタール・ワールドカップ(W杯)での"心残り"を明かした。スペイン紙『AS』が1月30日付けで伝えている。

 35歳のスーパースターは、大会MVPに輝く圧巻の活躍を見せ、アルゼンチンの36年ぶり3度目のW杯制覇に大きく貢献した。

 集大成と位置付けた自身5度目の挑戦で、最後はフランスとの歴史に残る好ゲームを制し、キャリアで唯一手にしていなかった悲願のタイトルを獲得。これ以上ない筋書きとも言えるが、およそ2年前に亡くなった母国のレジェンドがその場にいれば、より完璧に近いストーリーだったとメッシは考えているようだ。
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「ディエゴ(・マラドーナ)がトロフィーを渡してくれたら良かったのに。彼が愛したアルゼンチンが王者になるのを見てほしかった。とても良い写真になっただろう。でも、僕を愛してくれている多くの人たちと同じように、天から力を与えてくれた」

 表彰式の際、メッシは待ち切れず、授与される前に黄金のトロフィーにキスしたことが大きな話題になった。ただ、アプローチは相手のほうからかけてきたという。

「トロフィーが僕を呼んでいたんだ。『さあ、私を掴みなさい、触るんだ』ってね」

 その後、神の子は相思相愛のトロフィーと共にベッドに入り、満足げに眠りについたのだった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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