「極上のフィニッシュ」レンジャーズ英雄、三笘薫のゴラッソを激賞の一方で…サラーの劣化を指摘「昨季までとは別人」

2023年01月31日 サッカーダイジェストWeb編集部

「サラーのスタンダードはとんでもなく高かった」

三笘とサラー(右)。FAカップでの直接対決では前者に軍配が上がった。(C)Getty Images

 ユルゲン・クロップ政権8年目を迎えたリバプールの調子が一向に上向かない。

 プレミアリーグではまさかの9位に甘んじ、昨シーズンは2冠を果たした国内カップ戦も4回戦でいずれも敗退。リーグカップではマンチェスター・シティに2-3で競り負け、FAカップではブライトンの新エース、三笘薫の劇的弾に沈んだ。

 苦境の要因には、長らく主軸を担ったサディオ・マネの退団や怪我人の続出が挙げられるが、レンジャーズのレジェンドOBアリー・マッコイスト氏は、絶対エースの劣化の影響が大きいと考えているようだ。

 英メディア『SPORT BIBLE』によれば、60歳の元スコットランド代表FWは、現地ラジオ局『talkSPORT』でブライトン戦後、以下のような手厳しい意見を述べている。

「モハメド・サラーは良い選手だが、昨シーズンまでと同じ選手ではない。彼の基準は下がっている。誤解しないでほしいが、彼のスタンダードはとんでもなく高かったんだ。それが下がってしまったというわけだ。同じクオリティを発揮しているようには見えない」
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 昨年6月に30歳となったエジプト代表FWは、直近4試合はゴールから遠ざかっているものの、今シーズンはここまで17ゴール(プレミアリーグでは7ゴール)をマーク。不振に陥っているというわけではない。しかし、例年桁違いのパフォーマンスを見せていただけに、得点数もピッチ内での影響力もかなり寂しく映っているようだ。

 マッコイスト氏は一方で、リバプール対ブライトンの解説を務めていた際に、三笘のゴラッソに関して、「素晴らしいコントロール、それに極上のフィニッシュ。秘訣は右足で早めに打つことだ」と訴えていた。サラーとはあまりに対照的な評価だった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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