川崎フロンターレの家長昭博が、北海道コンサドーレ札幌に所属する西大伍のYouTubeチャンネルにゲスト出演。ヴィッセル神戸のアンドレス・イニエスタについて語り合った。

「上手いっすよね」と西から話を振られた家長は「上手いね」と即答。そして、世界のファン・サポーターを魅了してきた38歳の"マジシャン"について、こう分析する。

「多分、試合をやっていると思っていない。ミニゲームをやっている感覚で試合に出ている、良い意味で。だから、人と違うところが見えるだろうし、人と違う発想も出るだろうし。緊張感が全然ない。それが、練習だったらもっとないと思う」

　さらに、「試合中に一瞬だけギアを上げる時とか、『あー、これ出るんや』みたいな」「相手に来られた時の反応スピードとか、速い。遅かったら変えられないけど、やっぱり速いから、ブロックもできるし、（ボールを）鼻先で触れるし」と称えた。
 

　また、神戸で2019年から２年間チームメイトだった西は、「（キープ時に）ボールを見ていない。その分、周りを見られる。パターンはそんなに多くないと思う。でも、その精度と相手がどこから来るかというのが、経験で全部分かるから」と語ると、家長も同意した。

「チームメイトで毎日やっているって、一番良いよね」と家長が羨ましがると、西は練習での様子を「ファウル以外でほぼ止められない。パスはカットできるけど、ボールを持っている時は、（奪いに）いけない」と明かした。

　長年Jリーグのトップクラスで戦ってきた家長と西にとっても、イニエスタは特別な存在のようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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