「ボールが止まらない時は完全に身体のせい」家長昭博が“めっちゃ細かい”調整法を披露!毎試合前に行なっていることは?

2023年01月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

「自分でも分からない、身体のことって。だから、めっちゃ聞くかな」

家長が身体の重心の重要性を語った。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 北海道コンサドーレ札幌に所属する西大伍が1月16日、自身のYouTubeチャンネルを更新。川崎フロンターレの家長昭博がゲスト出演し、調整法を披露した。

 西に試合前のアップで行なっている調整の内容を尋ねられた家長は、「立っていたら重心って、後ろにあるか、前にあるか、横にあるか、左にあるか分からないから、前に重心を乗せて(自身の身体を)受けてもらった人に教えてもらう」と応じる。毎試合、それをするためデータが集まり、「この感じの時は身体が良いな、っていうのが分かってくる」という。

 具体的には、「持ってもらう人がめっちゃ軽く感じる時とか、下に感じる時とか、重い時とか、軽い時とかあるけど。俺の場合は、結構重くて、ちょっと重心が中心に寄っている時が良いっていう。だから、軽かったり、上に抜けていたりすると、試合中に身体が浮いちゃう感じ」という感覚だと語った。
 
 また、「トラップとかミスったら、技術的な練習をしなくてフィジカル要素に向けて、どちらかと言うと。ボールが止まらない時は完全に身体のせいだと思っている。技術ではなくて」と判断している。

 西に対処法を訊かれると、「めっちゃ細かい話」としたうえで、「例えば身体のどこが動いていないとか。身体のバランスがどうとか。そういうのを、ちょっとトレーニングとか、ジムとか行ったりして改善したら、大体良くなる」とのことだ。

 これを受けて、西が「重心とか、どこに力が入っているとか、その辺が大事?」と確認すると、家長は「俺はそう思う」。そして、「自分でも分からない、身体のことって。だから、めっちゃ聞くかな。『俺のプレー今どう?』って。フィジカル的なコーチから『最近ちょっと身体こうだよ』って言われたら、『うん、そうですかね』みたいなので、ちょっと直したりとか」と明かした。

 リーグを代表するテクニシャンのハイパフォーマンスは、ディテールにこだわった調整法にあるようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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