問題行動で干された三笘同僚トロサール、一転残留も? ブライトン指揮官「良い奴だし、非常に重要な選手」「彼が学べば…」

2023年01月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

「我々は中堅レベルのチームなのだから…」

カタールW杯前までは、ブライトンのエースとして活躍していたトロサールだが…。(C)Getty Images

 ブライトンのロベルト・デ・ゼルビ監督が、レアンドロ・トロサールの復帰の可能性について語った。英紙『Daily Mail』が伝えている。

 28歳のベルギー代表MFは、ブライトンの攻撃の中心として活躍していたが、カタール・ワールカップの中断明けから、コンディションの問題や三笘薫の台頭もあって出番が減少。序列が低下するなか、練習を勝手に切り上げるなどし、14日のリバプール戦(3-0)はデ・ゼルビ監督の明言通り、ベンチ外となっていた。

 退団が濃厚でユーロスターに乗り込んだとも報じられているが、イタリア人指揮官は扉を完全に閉ざしたわけではないようだ。

 デ・ゼルビ監督はリバプール戦後、「トロサールに関してはっきりさせておきたい。このような状況になってしまい、申し訳なく思っている。ただ、彼との関係でミスを犯しているとは思っていない。ブライトンの人々は、この状況をとてもよく分かっている」と伝えたうえで、自身の信念をこう訴えている。
【動画】「なぜ?」「アシストでいいやろ」と紛糾!リバプール戦で三笘が幻のアシスト※投稿の白地部分をクリック
「彼のためにドアを開ける準備はできている。良い奴だし、我々にとって非常に重要な選手だからね。だが、私のやり方でやっていかなければならない。なぜなら私は監督であり、ロッカールームのルールは私が決める、これだけだ。私は正直で、とてもはっきりしている。言いたいことがある時は、家族の中で話す。家族とはロッカールームのことだ」

 さらに、「問題なく彼の話を聞く準備はできている。悪い状況ではなく、素晴らしい状況だ。彼が学んで、私たちがやり方を改善すれば、我々は良い方向に向かっていくしかない。夢を実現するためには、道は1つしかないからね」とも語り、かなり楽観的な姿勢を見せている。

「向上にオープンであり、ハードワークする覚悟を持たないと。我々はブライトンという、このリーグの中堅レベルのチームなのだから、自分よりチームを考えなければならない」

 トッテナムやチェルシーなどから関心が寄せられるトロサール。退団濃厚から一転、逆転残留はあるのか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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