「チームメイトに怒られた」鮮烈弾で主役となった久保建英、ダービー前の発言を叱られた事実を明かす。「勝たないと全てが水の泡だと言ったら…」

2023年01月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

「7連勝で波に乗れて、言うことないですね」

ビルバオとのダービーでマン・オブ・ザ・マッチに輝く活躍を見せた久保。(C)Getty Images

 試合後のインタビューで明かした。

 久保建英が所属するレアル・ソシエダは現地1月14日に開催されたラ・リーガ第17節で、アスレティック・ビルバオと対戦。このバスク・ダービーに3-1で勝利を収めた。

 2トップの一角でスタメン出場した久保は、1点を先制して迎えた37分、ダビド・シルバからボールを受けると、股抜きでDFをかわして得意の左足でシュート。名手ウナイ・シモンのニアサイドを破る一撃で、追加点を奪った。

 さらに60分に、裏に抜け出てペナルティエリア内でファウルを受けてPK獲得し、敵CBジェライ・アルバレスのレッドカードを誘発。マン・オブ・ザ・マッチに輝く活躍を見せた。
 

 ソシエダの公式ツイッターが公開したインタビューで、殊勲の久保は次のように語っている。

「先週、なんかの記事で、今日のこの試合で勝たなかったら、今までやって来たことが全て水の泡だと言って、チームメイトに『そんなことねぇよ、俺たちがやってきたこと変わらない』って言われて、ちょっと怒られたんですけど。結局勝つことができて、7連勝で波に乗れて、言うことないですね」

 この一戦に先立って、ソシエダの地元紙『EL DIARIO VASCO』の取材を受けた久保は、「悪い試合をして負けたら、全てが水の泡になる。何の価値もなくなってしまう。ダービーは非常に重要だ。間違いなくこれまでプレーした中で最も重要な試合になるだろう」と発言していた。これを同僚から、たしなめられたようだ。

 21歳の日本代表MFは、こう続けている。

「誰が出ても一定以上のプレーができて、誰が出てもチームの勝利に貢献出来て、すごく強いチームですし、どこもソシエダとやるのがすごく嫌だと思うんで、このいい流れを継続してどこまで伸ばしていけるかが、後半戦に向けてカギになってくるかなと思います」

 好調のチームの中で、このレフティは眩い輝きを放っている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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