「俊輔さんがお手本」「一刻も早くピッチに」セルティック加入の岩田智輝、現地取材で熱い意気込み!英語は8割方理解も…

2023年01月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

元横浜指揮官のもとでプレーし、日本人5選手と同僚に

JリーグMVPの肩書を引っ提げ、スコットランドの名門セルティックに加入した岩田。(C)Getty Images

 今冬に横浜F・マリノスから、スコットランドの強豪セルティックへ期限付き移籍した岩田智輝が、現地メディアのインタビューに応じた。『THE SCOTTISH SUN』が1月10日付けで伝えている。

 元横浜監督アンジェ・ポステコグルーが指揮を執るセルティックには現在、古橋亨梧、前田大然、旗手怜央、井手口陽介、小林友希が在籍。昨季いっぱいで現役生活に終止符を打った中村俊輔氏も以前にプレーしており、日本でもお馴染みのクラブだ。

 昨季のJリーグMVPに輝いた25歳は、なかでも横浜の大先輩でもある、中村氏に対する思い入れが強いようだ。

「セルティックのことは、僕らのレジェンド中村俊輔さんがプレーしていた時から知っていました。俊輔さんはフリーキックなどを真似してみたい選手です。僕は右利きですが、左足でも蹴るようにしています。彼は僕のお手本になる選手です。

 俊輔さんとは試合の際に会ったことがあります。ボールタッチが本当に上手くて、足もとにボールを置いて、常に試合を変えようとする選手です。日本の若い選手たちに、ヨーロッパに来てチャンピオンズリーグでプレーできると思わせるという意味でも、お手本になる存在だったと思います」

 また、横浜でも共闘した前田をはじめとした、これから同僚となる日本人選手たちについても言及。「みんな素晴らしい活躍をしている。彼らは代表チームでもプレーしているし、クラブは日本でも人気があります」と、好意的な印象を伝えている。
【動画】ズバリ岩田の英語力は?およそ6万人の前で行なった挨拶をチェック!
「大然は日本でのチームメイトだったので、僕もセルティックの試合を見るようになりました。もちろん、マリノス時代にポステコグルー監督のもとでやっていたので、そのサッカースタイルがスコットランドやヨーロッパでもたらす結果にも興味がありました。

 ワールドカップ期間中にも大然と連絡を取り合っていて、彼がスタメンでプレーし、得点を決めた時にメールを送りました。日本代表の結果はとても刺激的でした。ただ、4年後のワールドカップを考えるのは早すぎるので、今はセルティックでの活躍に集中したいです」

 今月7日のキルマーノック戦のハーフタイムには、セルティック・パークのピッチに立った岩田は、英語で挨拶した。

 58000人の大観衆から歓迎を受け、「鳥肌が立ちました。日本では味わえないような雰囲気で、本当に驚きました。あの雰囲気の中でプレーできるのは最高です。一刻も早くあのピッチでプレーしたい」と興奮気味に意気込む一方で、英語でのスピーキングにはやや消極的な姿勢を見せている。

「あなたの言っていることは8割方、理解できます。でも、まだあまりしゃべれません」

 高次元で複数のポジションをこなせるポリバレント性も売りの岩田は、初の海外挑戦でキャリアをさらに加速させ、ワールドカップ出場に繋げられるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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