ウェールズ代表FWガレス・ベイルが１月９日、現役引退を発表した。まだ33歳。あまりに突然の出来事に世界中に衝撃が走ると同時に、人々はこの先、どの道に進むかに関心を寄せ、様々な憶測が飛び交っている。

　そんななか、ウェールズ代表のロバート・ペイジ監督が注目発言だ。代表通算111試合・41ゴールという、圧倒的な成績を誇るレジェンドの"復帰"の可能性について問われると、こう答えたのだ。

「そのような話をしたことはある。彼にはまだ何らかの形で関わっていてほしいと思っている。その役割が何であるかは、まだ分からない。ただ、彼は家族と過ごす時間が必要だ。毎日のトレーニングから普通の生活に入り、スクールにも通うというのは、彼にとっては大きな調整だからね。

　数週間後にまた話をするだろうし、今後の計画も立てる。ロッカールームやホテルの環境にいてくれるだけでも強く望んでいるが、ガレスと彼の家族に何が合うかは任せるよ。彼も同じように熱心だと思う」
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　そのうえで指揮官は、元フランス代表FWティエリ・アンリが、ベルギー代表のロベルト・マルティネス監督（当時）のもとでアシスタントコーチを務めていた例を挙げ、次のように語った。

「ベルギーがティエリ・アンリと共にやっているのを見ただろう。元選手は、監督であれ、大使であれ、意思決定をする委員会の一員であれ、ステップアップしていくものだ。FAW（ウェールズサッカー協会）も、ガレスの何らかの形での関与を望んでいるはずだ」

　ペイジ監督は、至宝との共闘継続を熱望しているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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