現地時間12月31日に開催されたプレミアリーグ第18節で、冨安健洋が所属する首位のアーセナルは、三笘薫を擁する７位のブライトンと敵地で対戦。終盤に反撃に遭い、三笘とエバン・ファーガソンに得点を許したが、４－２でリーグ戦５連勝を収めた。

　勝利の立役者となったのが、マーティン・ウーデゴーだ。今シーズンからノルウェー代表に続き、クラブでもキャプテンを務める24歳は、39分にCKのこぼれ球に反応し、絶妙なコントロールショットで追加点を奪取。さらに71分にも圧巻のワンタッチロングパスで、ガブリエウ・マルチネッリのダメ押し点をお膳立てした。

　そのほか、得点には結びつかなかったものの、20分にはペナルティエリア内でパスを受けると、足に吸い付くような華麗なボールタッチで相手を翻弄した。１度ボールを引いて股を開かせ、その間を通すという離れ業で、ビッグチャンスを演出したのだ。
【動画】１度見ただけではよく分からない！ウーデゴーがペナルティエリア内で見せた衝撃の神業をチェック

　SNS上にはキレキレのレフティを絶賛するコメントが殺到。かつてアーセナルで10番を背負ったレジェンド、デニス・ベルカンプやメスト・エジルと比較する人も少なくなかった。

「エジルを思い出させる。１本のパスで試合の全てを変えてしまう」
「ウーデゴーはエジルの生まれ変わりに違いない。完璧な代役だ」
「ベルカンプは我々の魔術師だった。ウーデゴーは我々の魔法使いだ」
「ウーデゴーはホグワーツ魔法学校のプレーメイキングの博士課程を卒業した選手だ。左足を杖に見立てている」
「見る度に進化しているな」

　ウーデゴーは16歳の若さで、レアル・マドリーでデビューを果たすなど、神童として将来を嘱望されながら、マドリーでは力を発揮できず。レンタル移籍を繰り返したなか、ついに手にした安住の地アーセナルで、才能を完全に開花させている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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