「結構きつかった」中村俊輔が失意のスペイン時代を回想「アレ、アレ、アレ?みたいな感じになって。周りの雰囲気も…」

2022年12月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

「すごく歓迎されて、記者会見も盛り上がった」

エスパニョールでのプレーは半年間のみに終わった中村。 (C)Getty Images

 12月25日に配信された『DAZN』の「やべっちスタジアム」で、今シーズン限りで現役を引退した元日本代表MF中村俊輔氏のインタビューが公開された。

 その中で、挫折を味わったスペイン時代についても語っている。レッジーナとセルティックで計7シーズンに渡って活躍した中村が、ラ・リーガのエスパニョールに移籍したのは2009年の夏。当時は31歳で、「できることなら、若い頃に行っても面白かったかな」と回想した。

「何年越しというぐらい(の夢)で、エスパニョールに移籍させてもらった。すごく歓迎されて、スタジアムができたばかりで、記者会見も盛り上がった」
 
 小さくない期待を受けて加入したレフティだったが、後にトッテナムやパリ・サンジェルマンを率いるマウリシオ・ポチェティーノ監督の信頼を掴めず、満足な出場機会を得られなかった。結局、13試合に出場して、無得点という結果に終わっている。

「単純にレベルが高かったですね。アレ、アレ、アレ?みたいな感じになって、周りの雰囲気も分かりますし、結構きつかったですね、メンタル的に」

 ただ、チャレンジ自体に後悔はないようだ。「挑戦したことは、悔いというよりむしろ良かった。挫折というか自分の力のなさを知ったけど、スペインリーグってこうなんだ、もっと違う世界なんだというのを半年だけでもできたのは、その後につながった」と語っている。

 南アフリカ・ワールドカップが控えていることもあり、出場機会を求めて、10年2月に古巣の横浜F・マリノスに復帰した中村。13年には史上初となる2度目のJリーグMVPに輝いている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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