レスター、“大人の余裕”で盤石の勝利! 岡崎は数少ない好機を迎えるも……――レスター 2-1 ワトフォード

2015年11月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

レスターが見せた“大人びたサッカー”。

フォーメーション&布陣 (C) SOCCER DIGEST

 11月7日、プレミアリーグ第12節が行なわれ、岡崎の所属する3位レスターは11位のワトフォードと対戦し、2-1で勝利。今シーズン初の3連勝を飾った。
 
 レスターは前節からスタメンを変更。最前線に絶好調のヴァーディー、2列目にマハレズと、チームの23ゴール中18ゴールを叩き出している2人に攻撃を託し、左SBにはフクスが先発に復帰し、4-4-1-1の布陣で挑んだ。岡崎はこれで3試合連続のベンチスタートとなった。
 
 ともに連勝を飾って迎えた試合は、相手の出方を窺う展開でスタート。互いに中盤での攻防を省き、中長距離のパスを最前線に当てて基点を作り、素早い攻めから決定機を生み出そうとする。
 
 ファーストチャンスを掴んだのは、アウェーのワトフォードだった。
 
 19分、バイタルエリアでボールを持ったディーニーから1トップのイガロがペナルティーエリア左でパスを受け、マーカーのモーガンを振りきってシュートを放つも、ポストに当たる。さらに、そのこぼれ球をアブディが詰めるも、シュマイケルが好セーブで阻んだ。
 
 その直後に、ホームチームもチャンスを得る。オルブライトンが右サイドを単独で突破し、切り込んでシュートを放つもゴメスがストップした。
 
 互いに決定機を迎えた30分以降、レスターは自陣で守備を整え、むやみに飛び込まずにワトフォードにボールを持たせるという、余裕すら感じる落ち着いた試合運びを披露する。
 
ボールを奪ってからは、ヴァーディーを基点にしたカウンターでチャンスを狙ったが、得点は生まれなかった。
 
 決定機こそ少なかったが、局面での個人の競り合いに魅力のあった前半はスコアレスに終わり、試合は折り返した。
 

次ページ決定機を逃した岡崎。チーム内序列に影響も。

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