【ワールドサッカー回顧録】1980年代以降限定:一世を風靡したドリブルの十五傑(2)――ギグス、サビチェビッチ、オルテガetc.

2015年10月31日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

アーセナルを切り裂いたマジカルな「ソロゴール」

マンチェスター・Uに数多くのタイトルをもたらしたギグス。現在はファン・ハール監督の下でアシスタントコーチを務めている。 (C) Getty Images

File 06
Ryan GIGGS
ライアン・ギグス
(元ウェールズ代表)
生年月日:1973年11月29日
主な所属クラブ:マンチェスター・U
 
 切れ味鋭いドリブルは「ジャックナイフ」と形容され、17歳のデビュー当時から、イングランドの屈強な守備者をキリキリ舞いさせた。真骨頂は、みずから持ち込み、崩し、決める圧巻の"ソロゴール"。なかでも伝説として語り継がれているのが、アーセナルを沈めた99年FAカップでのマジカルなゴールだ。

次ページ追いすがるDFを翻弄した“ジェニオ(天才)”

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事