「おもしろくねー!最近で一番イライラした」松井大輔、コスタリカ戦に苛立ち。失点の場面は「これがサッカー」【W杯】

2022年11月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

「どうやって打開するかが、すごく大事で」

松井は三笘(写真)のベンチスタートに疑問を呈した。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

 Y.S.C.C.横浜の元日本代表MF松井大輔が11月27日、自身のYouTubeチャンネルでカタール・ワールドカップの日本対コスタリカ(0-1)について語った。

 松井はまず、「おもしろくねー!」と声を張り上げ、「最近で一番イライラした試合になっちゃったね。負けたのが一番悔しいんだけど」と素直な感情をあらわにする。

 そして、先発した相馬勇紀と堂安律は「負けた時点でちょっと難しかったと思う」とコメント。「左は三笘(薫)、右は伊東(純也)で良かったと思う」と続けた。

 その理由として「選手が悪いわけではなく、(コスタリカが)5枚のブロックを組んでいるのだから、どうやって打開するかが、すごく大事」と提示。三笘は「短い時間ですら、3回くらいチャンスを作っている。あそこまで行っている選手はいないので、使ってほしい」と訴えた。

 一方、ディフェンスラインについては「ずっと安定していた」としつつ、81分の失点シーンを「でも、これがサッカーで。一本のパス、一本のミスが得点になったり、失点に絡んじゃう」と残念がった。
 
 具体的には「あの時間帯、ちょっと緩かった。ボールに行けていない。厳しく行く、ボールをちゃんと奪う行為が、できていなかった。あいまいなボールになってしまって、コスタリカのチャンスになった。あの1個しかない、ワンチャンス」と分析する。

 さらに、コスタリカの5枚のDFに対しての攻略法については「早くサイドチェンジすると(相手の)ブロックが行けなくなるので、そこを利用しながら、三笘や伊東がサイドから突破してクロスがあった。ああいうのが理想だった」として、縦パスやワンタッチのパスの少なさも嘆いた。

 スペイン戦に向けては、「また違うサッカー、違う守り方だし。違うチョイスをしなければいけない。最後は勝たなければならないので」と見据え、自身が決勝トーナメントに進出した2010年の南アフリカW杯でも2戦目のオランダに負けたと振り返り「最後は勝ってほしい」と期待を寄せた。

 また、「ボールを回されたり、我慢の時間が長く続くかもしれない。でも、中盤でボールを奪って、伊東や浅野(拓磨)や前田(大然)。三笘もいる。速い選手にボールを早く預けて、カウンター攻撃がいいんじゃないかな」と勧めた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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