ウェイン・ルーニーが、マンチェスター・ユナイテッド退団が正式決定したクリスティアーノ・ロナウドに関して思いを明かした。英紙『The Sun』が報じている。

　C・ロナウドは先日公開されたインタビューで、「クラブが自分を追い出そうとしていると感じるか？」との問いに、「監督（エリク・テン・ハーフ）だけでなく、クラブの周囲にいる２～３人の男たちにもだ。裏切られていると感じた」と衝撃発言。さらに「彼（テン・ハーフ）が僕に敬意を示さないから、僕は彼を尊敬していない」と指揮官を痛烈に批判した。

　また、以前「クリスティアーノは、ただ頭を下げて仕事をし、監督が必要とする時にプレーできるように準備しないと」などと苦言を呈していたルーニーに対しても、「批判する理由がよく分からない。おそらく30代でキャリアを終えたからだろう。僕はまだ高いレベルでプレーしている。彼より良い顔をしているなんて言うつもりはない、それは事実だからね」と、吐き捨てた。

　世界中で物議を醸すなか、クラブは現地時間11月22日、C・ロナウドと双方合意の上で即座に退団することを正式に発表。「オールド・トラフォードでの２度の在籍期間中に346試合に出場して145ゴールを挙げ、多大な貢献をした彼に感謝するとともに、彼とご家族の今後の幸せを願っている」とメッセージを発信した。
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　それから数時間後、ルーニーは『Sports 18』の生放送内で、かつてユナイテッドで共闘した盟友の話題に言及。次のようなコメントを残している。

「私は驚いたか？ いいえ。だが他の選択肢はなかったとはいえ、クラブへの素晴らしい奉仕者だっただけに、残念な結果だ。彼がどこへ行こうとも、ベストを尽くしてほしい」

　なお、C・ロナウド本人も声明を発表し、「僕はマンチェスター・ユナイテッドを愛し、ファンを愛している。それは決して変わらない。新たな挑戦をするのに適切な時期だと感じている。マンチェスター・ユナイテッドの成功を祈る」と伝えている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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