イタリア名門ミランが鎌田大地に関心と現地報道!「競争は激しい」「何よりドルトムントが…」

2022年11月19日 サッカーダイジェスト編集部

リヨンのアウアーにも関心を寄せている

移籍市場でも注目の存在となっている鎌田。(C)Getty Images

 世間の注目はワールドカップに集まる一方だが、移籍市場の動きが止まるわけではない。

 冬にフランクフルトから移籍する考えがないことを明かしたばかりの鎌田大地だが、その去就を巡る報道が相次いでいる。イングランドではトッテナムやエバートンからの関心が騒がれているが、イタリアからはミランが注目しているとのニュースが届いた。

『Corriere dello Sport』紙が11月18日に報じたもので、ミラン専門サイト『milanlive』は、1月獲得を狙う可能性もあるとしながら「競争は激しい」と伝えている。

「プレミアリーグの複数クラブや、何よりドルトムントだ。強く関心を寄せており、選手がもはやよく知っているブンデスリーガのクラブだけに、他の候補に対してアドバンテージがあるかもしれない」
 
 さらに、同メディアはミランがリヨンのウセム・アウアーに関心を寄せていることと合わせ、「技術的・戦術的な特徴はアウアーに似ている。MF、トップ下、セカンドトップもこなせ、彼(鎌田)も非常に攻撃的なクオリティの選手だ」と続けた。

「現在ミランは検討中で、経済的な面からも好都合になり得る複数の人材をチェックしている。彼らがカマダかアワールのどちらかを選ぶことになるか、様子を見ていこう」

 ミランは周知のように、本田圭佑が2014年1月から2017年夏まで在籍し、背番号10を纏ったクラブだ。所属した4シーズンでチームは中位に低迷していたが、近年は2020-21シーズンのセリエAで2位となり、昨季は11年ぶりの優勝を遂げるなど復活を果たしている。

 鎌田とフランクフルトの契約は今季いっぱいとなっており、選手はドイツ・メディアで延長を話し合っていると明かした。だが、実現しなければ来夏にフリーで獲得できるため、公式戦22試合で12得点を挙げている鎌田に熱い視線を注ぐ強豪は少なくない。

 本田に続く日本人2人目のミラン戦士が誕生するのか、注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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