今季限りで現役を退く中村俊輔の引退記者会見が11月10日、横浜市内で行なわれた。

　同会見ではまずヒストリームービーが流れ、三浦知良や小野伸二、川口能活らからのビデオメッセージが届けられる。そして登壇した俊輔は冒頭に「明るく、楽しい時間にしたい」と笑顔を見せる。
 

　26年間のプロ生活。そのキャリア、原動力については「上手くなりたい、サッカーが好き、それに尽きる」と明かす。現役時代で誇れることは「目標に向かって努力できたこと」と語る。サッカーについては「生きがい。すべて」と言い切る。

　今後はおそらく指導者を目ざす俊輔。稀代のファンタジスタが長きに渡るキャリアにピリオドを打ち、新たなスタートを切る。

取材・文●広島由寛（サッカーダイジェストWeb編集部）

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