「ヴィッセルアカデミーの価値を世界に示したい」神戸DF小林友希がセルティックに完全移籍!古橋、前田、旗手、井手口との日本人クインテットが誕生

2022年11月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

U-12から神戸下部組織に在籍、左利きの22歳DF

初の海外挑戦が決まった小林。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 5人目の"日本人セルティック戦士"が誕生する。

 ヴィッセル神戸は11月23日、小林友希がスコットランドの名門セルティックに移籍すると発表した。22歳のDFが初めて海外リーグに挑戦する。

 小林はU-12から、U-15、U-18と神戸の下部組織で育ち、2016年に2種登録されると19年にトップチームに昇格。FC町田ゼルビアや横浜FCへのレンタルを経て21年に神戸に復帰し、今季は31試合に出場している。

 セルティックは横浜F・マリノスで指揮官を務めたアンジェ・ポステコグルーが監督を務め、神戸でチームメイトだった古橋亨梧や前田大然、旗手怜央、井手口陽介が所属しており、小林は現役5人目の日本人選手となる。
 
「この度、セルティックFCに移籍することになりました。
 
 今シーズン厳しい結果で終わり、このタイミングで移籍していいのか悩みましたが、ヨーロッパでプレーすることは、サッカーを始めた頃からの憧れであり目標でした。このタイミングでのチャレンジを理解してくださり、送り出してくれたクラブには感謝してもしきれません。
 
 僕は、幼稚園でサッカースクールに入った時からずっとヴィッセル神戸のアカデミーで育ててもらい、スクール時代、アカデミー、そしてトップチームで素晴らしい指導者の方たちに恵まれ、成長させていただきました。ヴィッセル神戸、ヴィッセルアカデミーに心から感謝しています。だからこそ僕はヴィッセルアカデミーの価値を世界に示したいし、アカデミーの選手に目標とされる選手になりたいと思っています。
 
 ファン、サポーターの皆さん、いつもどんな時も熱い応援で支えてくださり、ありがとうございました。小さい頃から歌ってきた、試合後の神戸讃歌をピッチで皆さんと共に歌えたことは僕にとって特別な事でした。
 
 僕にはヴィッセル神戸を日本で、そしてアジアでナンバーワンのクラブにするという夢がありますこれからも、もっともっと成長し、このクラブに関わる皆さんに恩返しが出来るように、また皆さんに活躍が届けられるように全力で頑張ります。
 
 これからも、見守っていただければ嬉しいです。行ってきます!」

 希少価値の高い左利きCBのスコットランドでの飛躍とともに、日本人クインテットの活躍に期待が集まる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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