「クラブ史に名を残す選手に」直近は不振も…48戦28発の古橋亨梧をセルティック地元メディアが改めて激賞!「ナカムラに続く2人目になるかも」と期待したのは?

2022年10月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

「セルティックでの得点率は卓越している」

加入2年目の古橋に地元メディアが賛辞を贈った。(C)Getty Images

 移籍2年目となり、得点が止まると批判も浴びるようになった。だが、セルティックに加入してから、古橋亨梧がゴールを量産してきたことは確かだ。

 今季は9月から思うようにネットを揺らせず、一部で厳しい声も寄せられている古橋だが、8月末のダンディー戦でハットトリックを達成するなど、リーグ戦では9試合出場で7得点。公式戦15試合で8得点を挙げている。セルティック加入以降は48試合出場で28得点だ。

 セルティック専門サイト『THE CELTIC STAR』は10月26日、「まだ加入2シーズン目だが、キョウゴ・フルハシはすぐにセルティックの歴史に名を残すような選手になってきている。セルティックでの日本代表の得点率は卓越している」と称賛した。

「昨季は選手協会が選ぶスコットランドのベストイレブンに選出された。このまま今の調子を続ければ、今季が終わるときには個人賞でもトップに立つかもしれない。もしも年間最優秀選手賞を受賞すれば、日本人では2007年に受賞したシュンスケ・ナカムラ(中村俊輔)に続く2人目だ」

「セルティックの前線では各選手がベストの状態であろうとしなければいけない。フルハシはその競争を楽しんでいるようだ。この段階では、アンジェ・ポステコグルー監督にとって試合から外すのが最も難しい選手が彼であることは間違いない」
 
 さらに、同メディアは「日本はワールドカップでドイツ、スペイン、コスタリカと同組になった。3試合とも彼らにとって大きな挑戦となるだろう。今シーズンのチャンピオンズ・リーグで得た経験は、それらの試合でフルハシの大きな役に立つだろう」と続けている。

「キョウゴはクラブでも母国でもファンから好まれている。セルティックでのキャリアは始まったばかりだが、長年グラスゴーにとどまるのであれば、引退するときにはクラブのレジェンドとなるかもしれない」

 今シーズンは苦境も経験している古橋が、さらに一皮むけ、一層の飛躍を遂げられるのを願うばかりだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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