10月22日に開催されたプレミアリーグの第13節で、２位のマンチェスター・シティと、三笘薫の所属する８位のブライトンが、前者の本拠地エティハドで激突。三笘は右足首の負傷の影響で前節に引き続き、ベンチ外となった。

　先週末にリバプールに０－１で敗れ、今季リーグ戦初黒星を喫したシティだが、この日は22分に幸先よく先制点を奪う。守護神エデルソンのロングパス１本で抜け出したハーランドが、胸トラップで前に出てきたGKサンチェスを剥がすと、身体を寄せてきたウェブスターはノーファウルでなぎ倒し、右足で難なく流し込んだ。

　さらに43分にはベルナウド・シウバがペナルティエリア内で倒され、PKを獲得。これをハーランドがきっちりと決め、前半で２点のリードを奪う。リーグ得点王争いを独走するノルウェー代表FWは、早くも17ゴール目となった。
 

　２点ビハインドのブライトンは、後半に入って53分、トロサールがペナルティエリア手前で右足を一閃。強烈なシュートをゴール左隅に叩き込み、１点を返す。勢いに乗ったトロサールは73分にも自陣から一気に持ち上がり、エリア内でシュートを放つも、エデルソンの好守に阻まれる。

　ブライトンにペースが傾くなか、迎えた75分にホームチームに待望の３点目が生まれる。デ・ブライネが力感の全くないシュートフォームから、絶妙なコントロールショットで鮮やかにネットを揺らした。再び２点リードとなり、直後にはハーランドを下げ、アルバレスを送り込む。

　その後、アウェーチームの必死の反撃を跳ね返し、３－１でタイムアップ。シティがエースの２発と、司令塔の芸術弾で快勝を収めた。対してブライトンはまたしても新体制初勝利ならず、デ・ゼルビ監督が就任以降、３敗２分となった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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