前田大然がリーグ戦2試合連発!旗手怜央も躍動のセルティックはハーツを4―3で撃破!古橋亨梧と井手口陽介は出番なし

2022年10月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

シャンクランドにハットトリックを許す

リーグ戦2試合連続ゴールを奪った前田。2日遅れての自身への誕生日プレゼントとなった。(C)Getty Images

 10月22日に開催されたスコットランドリーグの第12節で、日本人4選手が所属する首位のセルティックは、7位のハーツとで敵地で対戦した。

 旗手怜央が左インサイドハーフ、前田大然が左ウイングで先発し、得点ペースが低下している古橋亨梧はリーグ戦3試合連続でスタメンを外れた。また、いまだに今シーズンに公式戦の出場がない井手口陽介もベンチに入った。

 旗手のゴラッソと古橋の久々のゴールで、4―0と大勝したマザーウェル戦(リーグカップ準々決勝)から中2日で臨むセルティックは、15分に幸先よく先制点を挙げる。ペナルティエリア右で旗手から絶妙なパスを受けたラルストンがクロス、最後はフォレストがヘッドで叩き込んだ。

 36分には旗手がタイミング良くエリア内でパスを受け、ビッグチャンスになりかけるも、トラップがずれ、相手にかきだされてしまう。

 追加点が遠いなか、前半終了間際にキャプテンマークを巻くカーター=ヴィッカーズが、エリア内で痛恨のファウルを犯し、PKを献上。これをシャンクランドに決められると、後半に入って47分にもジネリーのクロスからシャンクランドにねじ込まれ、1-2とされる。
 
 それでも昨シーズン王者はすぐさま反撃。55分にCKからギアクマキスがヘッドで叩き込み、同点に追いつく。これで勢いに乗り、迎えた59分、ムーイのシュートのこぼれ球を前田が押し込み、あっという間に逆転に成功する。2日前に25歳となった日本代表FWは、リーグ戦2試合連発となった。

 ただ、65分に今度はイェンツのファウルでPKを与え、三度シャンクランドにネットを揺らされ、再びタイスコアとなる。

 ポステコグルー監督はその1分後に3枚替えを敢行し、アバダ、テイラー、ハクサバノビッチを一気に送り込む。前田はここでベンチに下がった。すると、この交代策がぴたりと的中。76分にアバダのシュートから、最後はテイラーが流し込み、この試合3度目のリードを奪う。

 結局、その後はスコアが動かず、4-3でタイムアップ。セルティックが乱打戦を制し、リーグ戦4連勝を果たした。なお、積極的に攻撃に絡み、存在感を存分に発揮した旗手は後半アディショナルタイムまでプレー、古橋と井手口に出番は訪れなかった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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