マンUがフレッジ&B・フェルナンデス弾で注目の上位対決を2―0で制す!トッテナムは自慢の強力攻撃陣が沈黙

2022年10月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

C・ロナウドは出番なし。タイムアップを待たずして…

今季初ゴールを奪ったフレッジ(17番)。(C)Getty Images

 現地時間10月19日に開催されたプレミアリーグ第12節で、5位のマンチェスター・ユナイテッドと、3位のトッテナムがオールド・トラフォードで激突。前者は最前線にラッシュフォードを置き、昨シーズンの対戦ではハットトリックを達成したクリスティアーノ・ロナウドはベンチスタートとなった。

 ホームサポーターの大声援を受けるユナイテッドは10分、アントニーがペナルティエリア手前から左足を振り抜くも、惜しくも枠の左に外れる。

 トッテナムは19分にケインから、エリア右で鋭いパスを受けたドハーティがシュート。しかし、こちらも枠を捉えきれない。

 21分にはユナイテッドに決定機が到来。フレッジからエリア内でパスを受けたラッシュフォードがシュートを放つが、GKロリスの好守に阻まれる。23分にブルーノ・フェルナンデスがFKから放った鋭い一撃も、フランス代表守護神のビッグセーブで防がれる。
 
 スコアレスで折り返すと、後半開始直後の47分にユナイテッドが試合を動かす。ショートカウンターから、フレッジが放ったシュートがディフレクションし、ゴールに吸い込まれた。29歳のブラジル代表MFは今シーズン初ゴールとなった。

 1点ビハインドとなったアウェーチームは、68分にケインがゴール至近距離からシュートを放つも、GKデ・ヘアに防がれたうえ、遅れてオフサイドフラッグが上がる。

 迎えた69分には、ユナイテッドが勝利を大きく手繰り寄せる追加点をゲット。B・フェルナンデスがエリア内から右足で叩き込んだ。ポルトガル代表MFは81分にも縦パスから抜け出してネットを揺らすが、オフサイドの笛が吹かれ、得点は認められない。

 注目の上位対決はこのまま2―0で終了。ケインとソン・フンミンを擁する強力攻撃陣を完封したユナイテッドが快勝を収めた。なお、トッテナム戦に強いC・ロナウドに出番は最後まで訪れず。後半アディショナルタイム突入直前には、タイムアップを待たずしてロッカールームに向かう姿が映し出されていた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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