シャビの危惧が現実に…事実上のCL敗退に繋がる“警告無視”が話題「指示など気にもしていないことがよく分かる」

2022年10月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

「戻ってきて守れ。いいから戻ってこい!」

ハーフタイムにシャビ監督が警告するも…。(C)Getty Images

 現地時間10月12日に行なわれたチャンピオンズリーグ・グループステージ第4節で、バルセロナはインテルを本拠地カンプ・ノウに迎えた。

 負ければ2年連続でグループステージ敗退が決まるという状況のなか、終盤にロベルト・レバンドフスキのゴールで2度追いつき、3-3のドローに。辛くも2試合を残しての終戦は免れたが、次戦でインテルが4戦全敗のヴィクトリア・プルゼニに勝てば、16強入りの可能性は潰えるため、現地メディアなどは「事実上のCL敗退」とも伝えている。

 そんな一戦において、SNS上でちょっとした注目を集めているのが、ハーフタイムにシャビ監督が送った指示だ。トンネル内で、ピッチに戻ろうとする選手たちに向け、以下のように訴える映像が拡散されている。

「(インテルのGKアンドレ・)オナナがボールを持ったら、みんな動物のように戻って守備をしろ。彼がボールを持ったら、ロングキックを蹴る。すでに1回やられたというのに、お前らはウイングに張り付いていた。戻ってきて守れ。いいから戻ってこい!」

 しかし、2-2で迎えた89分だった。オナナがパントキックで、ゴール前右サイドのラウタロ・マルティネスへ一気に展開。そのラウタロがペナルティエリア左に走り込んだロビン・ゴゼンスにラストパスを送り、インテルの3点目が生まれたのだ。
【動画】まさにシャビ監督の言葉通り…オナナ→ラウタロ→ゴゼンスで完結したインテルの3点目
 その後、必死の反撃に出たバルサは90+2分にレバンドフスキのヘッドで、3-3のタイスコアにはしたものの、勝ち越しまでの時間は残されていなかった。あまりに痛恨の3失点目に結びついた"警告無視"に対し、ツイッター上には批判的なコメントが続々と上がっている。

「プレーヤーが指示など気にもしていないことがよく分かる」
「シャビに罪はない」
「選手たちが耳を傾けることを学ぶ時が来た」
「問題はフィジカルに劣る選手だけにあるのではない」
「問題だと分かっていながら解決のための変化も起こさないなんて」
「監督の無能さを示しているに過ぎない」
「コーチはできるだけ多くの情報を与えるが、ピッチで仕事をするかは選手たち次第」

 もし、指揮官の言葉をタイムアップのその瞬間まで、心に留めていれば――。クラシコ前のテンションは全く違っていたかもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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