「日本よりレベルは高い」奮闘する中山雄太が明かすイングランド2部の特徴「オランダとはまったく異なる」

2022年10月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

「より強いレベルでプレーしたいと思っていた」

今シーズンからイングランドで新たな挑戦を始めた中山。(C)Getty Images

 イングランドでの経験は、自らの成長につながっているという。そして、後進のためにも活躍しなければいけないと考えているようだ。

 今シーズン、中山雄太はズウォーレからチャンピオンシップ(イングランド代表2部)のハダースフィールドに加入した。地元メディア『YorkshireLive』が10月13日に報じたところによると、中山は「今はチャンピオンシップのサッカーに慣れるのみだ」と話している。

「オランダでプレーしていたけど、チャンピオンシップはまったく異なる。もっと成長しなければいけないと思う。最大のポイントは、オランダではどのチームもつくるサッカーをしたがるけど、チャンピオンシップではもっとフィジカルでスピードが速いサッカーということだ」

 さらに、「サッカー選手なら常により高いレベルを望むもので、より高く、より強いレベルでプレーしたいと思っていた」と続けている。

「チャンピオンシップが日本のリーグより高いレベルなのは確かだ。これまで(イングランドに)日本人選手は多くなかったと思う。だから今後のために日本のクオリティを示したい。ほかの選手たちが来るようになるかもしれないからね。自分には責任があると思っている」
 
 開幕してから早々にチームとファンの信頼をつかんだ中山だが、ハダースフィールドは開幕からの8試合で6敗と苦戦。監督交代に踏み切り、マーク・フォザリンガム現監督の下では2勝1分け1敗という成績だ。

 現監督について、「守備でデュエルに勝つことが最も重要と言われた。僕にビルドアップの力があるのは分かってくれていて、だから守備を見せてほしいと望んでいる。その2つが大きなところだと思う」と話している。

「彼のスタイルを楽しんでいるし、彼のスタイルで僕らはもっと強くなると思う。僕らは以前より強くなったと思うよ。よりフィジカルに、よりダイナミックにプレーしている。無失点は本当にうれしい。ディエフェンダーとしてはそれが最も大切だ。僕らは大きな自信を感じているし、前回の試合はクリーンシートだった。(フォザリンガム監督の下で)試合のたびに良くなっており、良い結果を残せたんだ」

「監督がどういうことを望み、どんなプレーを望んでいるかは分かっていた。以前よりよく理解できている。ハードに練習しているから、試合のたびに良くなっているよ」

 監督交代を起爆剤に復調を目指すハダースフィールドとともに、中山もイングランドの地でさらなる飛躍を遂げられるように願うばかりだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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