「シティは夢の国」「恐ろしいのは…」プレミア歴代最多スコアラーがハーランドの大爆発を紐解く!“今が絶頂”のケインと比較も

2022年10月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

ケインがシティへ移籍していたら――

記録的ペースでゴールを量産するハーランド。(C)Getty Images

 プレミアリーグ歴代最多得点記録(260点)を持つ、元イングランド代表FWアラン・シアラー氏が、若き怪物アーリング・ハーランドと、代表の後輩ハリー・ケインに独自の見解を寄せた。英メディア『tlakSPORT』が10月13日付けで伝えている。

 今夏にドルトムントからマンチェスター・シティへ加入したハーランドは、ケビン・デ・ブライネをはじめとした黄金の中盤と阿吽の呼吸を見せ、ゴールを量産。公式戦13試合に出場し、早くも20ゴールを記録している。

 一方、3度のプレミアリーグ得点王歴を誇るケインも健在だ。トッテナム12年目の今シーズンも好調を維持し、ハーランドに次いでリーグ2位の8ゴールを挙げている。

 そんなイングランド代表のキャプテンは昨夏、シティ入りの可能性が浮上していた。しかし、トッテナムのダニエル・レビー会長はオファーを拒否し、実現には至らなかった。

 シアラー氏はこの事実を踏まえ、『The Athletic』のコラム内で「もし、ペップ・グアルディオラが昨シーズンにハリー・ケインと契約していたら、全てが大きく変わっていたかもしれない」と、想像を掻き立てている。

「ハーランドの居場所はなかったかもしれないし、彼は他の場所で信じられないようなゴールラッシュを繰り広げていたかもしれない。しかし、ハリーがシティにいたら、アーリングと同じようにゴールを決めていただろう。トップFWにとって、ここは夢の国だ。ずっと言ってきたように、シティでのトップゴールスコアラーは40ゴールを挙げるべきだ。

 アーリングがこのまま調子を維持すれば、達成可能だし、それ以上かもしれない。ハリーの記録を見れば、彼だってそうするはずだ。ペップがハリーについてどう考えているかは明白だし、他の大多数の人たちの考えも同じだ」
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 また、52歳のレジェンドは「ハリーはリーグ戦9試合で8得点を挙げており、アーリングがいなければもっと話題になっていただろう」と、ケインが完全に陰になっていると指摘。「恐ろしいのは、アーリングがこれからもっと良くなっていく事実だ」と訴えている。

「ハリーは来年30歳で、おそらく今が絶頂期なんだ。それに比べアーリングはまだ22歳だ。このシティのチームでは、私自身かなりの数のゴールを決める自信がある。良いFWなら30ゴールは取れるはずだ。今いるトップクラスの選手なら40ゴール以上は取れるだろう。私はそれを達成する自信がある。そして、ハリーもそれを達成する自信がある」

 シアラー氏は両ストライカーの得点力に加え、シティの圧倒的な強さに一目置いているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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