「今夜は守備のミスがひどかった」バルセロナのシャビ監督が“ホームでの失敗”に嘆き!「CLでの代償は大きい」

2022年10月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

レバンドフスキのゴールで何とかドローに持ち込むが…

インテル戦はドロー決着。何とも言えない表情を浮かべるバルサのシャビ監督。(C)Getty Images

 現地時間10月12日に行なわれたチャンピオンズリーグ・グループステージ第4節で、グループCのバルセロナはカンプノウにインテルを迎えた。

 負ければ2年連続でCLのGS敗退が決まるという状況で迎えた一戦は、お互いに3点ずつを奪う激しい展開で3-3のドローに終わった。バルサにとっては、後半アディショナルタイムにロベルト・レバンドフスキのゴールで辛くも同点に持ち込んだ形で、この試合での敗退決定は免れた。
【動画】バルサがレバンドフスキの後半AT弾で決勝T進出に望みを繋ぐ! 6つのゴールが生まれたインテル戦をチェック

 しかし、次戦でインテルがヴィクトリア・プルゼニ(4試合で勝利なし)に勝てば、バルサの決勝トーナメント進出の可能性は潰える。スペイン紙『Mundo Derportivo』は「事実上のCL敗退」と手厳しく批判している。
 
 試合後、バルサを率いるシャビも嘆きを隠せなかった。米スポーツチャンネル『ESPN』によれば、試合後の記者会見で「素晴らしいファンたちの前で勝てずに引き分けた。これは私の失敗を意味する。チームのミスであると同様に、私のミスだ。ファンの1人として、悲しく思い、怒りを抱いている」と語ったという。

「今シーズンのCLは僕らにとって残酷だ。バイエルン戦では十分な決定力がなく、先週のインテル戦では他の要素もあった。さらに今夜は、守備のミスがひどかった。希望は失っていないが、状況は本当に難しい。もはや自力ではどうにもならないし、それも自分たちのミスが原因だ。サッカーはミスが多いスポーツだ。だからこそ、それを最小限に抑えなければいけない。CLでのミスの代償は大きい」

 ただ、「僕らはチームだ。ジェラール・ピケやセルヒオ・ブスケッツ、ペドリやウスマンヌ・デンベレが失敗すれば監督である私も失敗する。それは私の責任であり、私が負うべきものだ」と選手たちをかばった。
 
 とはいえ、2年連続GS敗退の可能性が高まるなか、嘆きは止まらない。

「本当にがっかりしているし、悲しいし、少し腹も立っている。今夏はチームに投資し、クオリティを備えている。昨シーズンでは考えられなかったが、ミュンヘンでのバイエルン戦や、今夜のインテル戦で試合は僕らの手中にあった。それを逃したんだ。自己批判しなければならない。昨年より要求されるレベルに達していたことは間違いないんだ」

 CLでは苦境に追いやられているバルサ。16日にはリーグ戦でレアル・マドリーとのクラシコが控えている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【画像】PKなしは妥当? シャビ監督が激怒したインテルMFのクリアシーン

【PHOTO】どこもかしこもデザイン刷新! カタールW杯・出場国の「本大会用ユニホーム」を一挙公開!
 

次ページ【動画】バルサがレバンドフスキの後半AT弾で決勝T進出に望みを繋ぐ! 6つのゴールが生まれたインテル戦をチェック

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事