CL敗退のセルティック、先発した日本人トリオに現地メディアは辛辣評価「観客から不満」「チャンスを無駄に」「ひどかった」

2022年10月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

1分け3敗で決勝トーナメント進出の可能性が消滅

ライプツィヒ戦で揃って先発した(左から)前田、旗手、古橋。 (C)Getty Images

 チャンスを生かし切ることができず試合に敗れ、チームは大会から敗退した。一部で攻撃陣に厳しい声が寄せられるのもやむを得ない。

 セルティックは10月11日、チャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ第4節で、RBライプツィヒに0-2で敗れた。1分け3敗で最下位のセルティックは、2試合を残して決勝トーナメント進出の可能性が消滅している。

 先発出場した前田大然や古橋亨梧には、前半にネットを揺らす機会があった。だが、いずれもヘディングシュートが枠をとらえず。チームは後半に2点を失って力尽きた。

 同じくスタメン出場した旗手怜央と合わせ、日本人選手3人に対する評価はまちまちだ。

『footballscotland』は、旗手に7点、古橋と前田に6点と上々の評価を下している。

 旗手については「いくつか雑なパスがあったが、全体的にはセルティックでより良い選手のひとりだった」と称賛。一方、古橋は「前半にビッグチャンスを逃し、試合に足跡を残すことができなかった」とし、前田には「ビッグチャンスを逃した。左サイドでハードワークしたが、クオリティが足りなかった」と苦言も呈した。
 
 一方、『Scottish Daily Express』は旗手に5点をつけ、「プレーを広げるのは良かったが、試合を通じていくつか判断力が問題だった。後半は何度かルーズなパスがあり、観客から不満も。彼の最高の夜ではなかった」と厳しい評価。古橋も同じ5点で「前線でエネルギッシュだったが、30分にヘディングのビッグチャンスを外し、その後も決められなかった。忘れられるようなパフォーマンス」と論じた。

 さらに、前田には4点をつけ、「序盤にヘディングのビッグチャンス。影を追うようなところがあり、少しずれているようだった。判断力は本当に悪かった」と批判している。

『Glasgo World』も、やはり旗手と古橋を5点、前田を4点とした。

 旗手には「判断力が悪く、後半は何度かルーズなパスでファンの怒りも買った」と評価。古橋にも「チャンスを逃し、それが自信に響いたようで、その後は機会を無駄にし続けた。忘れるべき夜となった。本人は決めなければいけなかったと感じているだろう」と指摘している。

 前田については、「ひどかった。自分よりわずかに後ろにボールが来たということはあるが、序盤にヘディングの好機を逸失。いくつか良いタッチもあったが、少しペースがつかめず、効き目のある一発に至る感じはなかった」とこき下ろした。

 欧州最高峰での戦いがあと2試合となったセルティック。3人の日本人選手、そして復活を目指す井手口陽介の今後が注目される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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