「彼が続けたいと思うのなら――」フランクフルトSDが長谷部誠の“選手生活の延長”を示唆? 今季終了時に引退し、コーチ就任予定だが…

2022年10月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

その“不在”で重要性が浮き彫りに

CLで卓越したパフォーマンスを見せている長谷部。(C)Getty Images

 現地時間10月12日、チャンピオンズリーグのグループステージ第4節でトッテナム対アイントラハト・フランクフルトが開催される。試合に先駆け、イングランド入りしたフランクフルトのマルクス・クロシェSDが、現地スポーツチャンネル『Sky Sports』のインタビューに応じた。

 8日に行なわれたブンデスリーガ第9節のボーフム戦では0-3で完敗。それまで公式戦3連勝と好調だったなか、5試合ぶりの黒星を喫したが、この試合で不在だった日本人DF長谷部誠の重要性が浮き彫りになる結果にもなった。

 鎌田大地やエバン・エヌディカらの売却を巡ってクロシェSDとオリバー・グラスナー監督の人事を巡る意見相違が伝えられるなか、クロシェSDは「前回のトッテナム戦では技術も何もかもすべてが足りなかった。水曜日の試合では、もっと良い結果を出せることを願っている」と語っている。
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 また、長谷部の今後について尋ねられると「契約は2027年まで残っている。彼が続けたいと思うのなら、プレーを続けるだろう」とコメントした。

 38歳の日本人DFは、2022年2月にクラブとの契約を2027年まで延長。今シーズンを終えた後には、クラブの将来を担うコーチングスタッフに就任する予定だと発表されていた。現地メディアのなかには「将来の幹部候補である」と見ているものもある。

 しかし、今もなおチームにとって欠かせない戦力であることから、さらに1年選手としてプレーする可能性が残っているというわけだ。守護神ケビン・トラップは、前回のトッテナム戦後に「もしかしたら彼は来年もプレーしているかも」とジョークのようにコメントしていたが、それが現実味を帯びている。

 長谷部自身も、契約延長時に「引退するとは決めていない」と濁しており、あくまで予定である。果たして、来年2月には39歳となる不屈のベテラン戦士は、さらに選手としてのキャリアを重ねるのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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