「次は身を投げ出せ」久保建英がPKをもらえなかった相棒FWに送った“助言”に現地注目!「独特のアドバイスだ」

2022年10月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

「判定について審判を非難した」

久保が試合後にセルロト(右)に送ったアドバイスが反響を呼んでいる。(C)Getty Images

 久保建英が相棒に送ったアドバイスが現地スペインで注目を集めている。

 現地時間10月9日に行なわれたラ・リーガ第8節で、久保建英が所属する7位のレアル・ソシエダは、1ポイント差で8位のビジャレアルと対戦。1―0で勝利を収めた。

 2020-21シーズンの前半戦にプレーした古巣との一戦で、久保はアレクサンダー・セルロトと2トップを組み、87分までプレー。攻守に好パフォーマンスを発揮した。

 ソシエダの地元紙『EL DIARIO VASCO』によれば、その試合後、セルロトが主審に判定に対する不満を述べたようだ。ノルウェー代表FWは59分、ダビド・シルバの見事なスルーパスに反応して裏抜けして決定機を迎えたが、後ろから追ってきたDFパウ・トーレスに腕を掴まれるようにかたちになり、決めきれなかった。
 
『EL DIARIO VASCO』は「『次は身を投げ出せ』。これは、ソシエダとビジャレアルの試合の最後に、タケ・クボがセルロトに与えた独特のアドバイスだ」と伝えている。

「ゲームが終了後、セルロトは審判に近づき、最終DFであるパウ・トーレスが明らかに後ろから彼を掴んだのに、ファウルも退場もなかった判定について彼を非難した。ノルウェー人ストライカーはプレーを続けてシュートを試みたが、違反のためにアクションを成功することができなかった。審判は罰せられるものは何も見ておらず、VARからも指摘はなかった。そんなセルロトとレフェリーやりとりの間にクボが登場した」

 記事は、「Movistar Plus の番組『The day after』のカメラは、日本人プレーヤーがセルロトに、次は『地面に身を投げ出せ』とアドバイスする興味深い瞬間を捉えた」と続けている。

 身体の強いセルロトが転ばずにプレーを続けたために、ファウルをもらえなかった。久保はそう考えていたようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】「次は身を投げろ」久保建英がノルウェー代表FWにアドバイスを送った問題のシーン

【動画】87分に交代となった久保にソシエダのファンがスタンディングオベーション

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