「今夏に退団した選手たちが理由では絶対にない」英メディアがリバプール不調の原因を分析。南野拓実についても言及

2022年10月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

首位アーセナルと14ポイント差の10位に沈む

首位アーセナルに敗れ、早くも14ポイント差をつけられたリバプール。(C)Getty Images

 昨シーズンは国内カップ戦で2冠を達成し、リーグ戦やチャンピオンズリーグでも優勝まであと一歩だったリバプールが今季は苦しんでいる。

 現地時間10月9日に行なわれたプレミアリーグ第10節のアーセナル戦にも2-3で敗れ、2敗目を喫した。これで首位のアーセナルとは早くも14ポイント差をつけられ、10位に沈んでいる。

 そんなリバプール不調の原因を、英メディア『talkSPORT』が分析している。10日に掲載された記事によると、「昨季の過酷なシーズンからの肉体的な疲労か?」「プレミアリーグとチャンピオンズリーグを立て続けに逃したメンタルブロックか?」などの問題点が挙がるなか、「レッズ不調の原因は今夏に退団した選手たちが理由では絶対にない」との見解を示している。
 
 その理由として、まず今夏にバイエルン・ミュンヘンに移籍したサディオ・マネについて言及。「マネがいた昨シーズン、8試合を終えた時点でのリバプールの得点数は、今季と比べてわずか2点多かっただけだ。マネはこの間に5ゴールを挙げたが、ロベルト・フィルミーノはすでに6ゴールだ」とし、退団の影響は大きくないと指摘した。

 また、同じくモナコに移籍した南野拓実についても、こう主張している。

「もし、ミナミノがプレミアリーグでチャンスを与えられるべきだったかという議論があるならば、退団後の彼の姿が答となるだろう。モナコに移籍して10試合に出場したが、1ゴールしか決めていない。また、フランスメディア『Le Quotidien Du Sport』では、今季のリーグ・アンで最も失敗した選手という烙印を押されている」

 アーセナル戦でトレント・アレクサンダー=アーノルドとルイス・ディアスが負傷し、さらに窮地に立たされたリバプール。この苦境をどう乗り換えるか注目したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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