Jリーグは10月９日、J２第40節の５試合を各地で開催した。

　３位の岡山は18位の甲府に２－１で勝利。43分、成瀬竣平の折り返しから永井龍がゴール右隅へ決めて、先制点を奪う。73分に同点弾を奪われるが、80分に徳元悠平のロングスローからハン・イグォンの得点で再び一歩前へ出る。その後もリードを守り、逃げ切りに成功。敵地で貴重な勝点３を獲得した。

　大宮はホームに山口を迎え、２－１で競り勝つ。３分に中野誠也のヘディング弾で先手を取ると、18分には中野が再びゴールを挙げ、前半のうちに２点を先行する。60分に１点を返されるが、集中した守備で同点弾は許さず。勝ち切った大宮が４試合ぶりの白星を手中に収めた。
 

　金沢と琉球の一戦は、２－１で後者が勝利。17分、林誠道のゴールで金沢が先制するが、20分に左からのクロスを野田隆之介が頭で合わせ、琉球がすぐさま同点へ追いつく。さらに43分には大本祐槻のミドルシュートが相手DFに当たりゴールイン。琉球が逆転に成功する。そして金沢の猛攻を凌いだ琉球が９試合ぶりの勝利を掴み、最下位から21位に浮上。残留圏の20位群馬との勝点差を「５」に縮めた。

　山形対水戸は０－０のスコアレスドロー。栃木は髙萩洋次郎の移籍後初ゴールで町田を１－０で下し、２連勝を飾っている。

　J２リーグ第40節の結果は以下の通り。

▼10月９日開催分
甲府 １－２ 岡山（JITス）
山形 ０－０ 水戸（NDスタ）
大宮 ２－１ 山口（NACK）
町田 ０－１ 栃木（Gスタ）
金沢 １－２ 琉球（石川西部）
横浜FC 18:00 大分（ニッパツ）

　なお、２位の横浜FCは、大分に勝利すれば１年でのJ１復帰が決まる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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