「主役でもなかったのに胸を張った」“遺恨”のバルサ戦後、インテルDFの挑発投稿にスペイン紙が皮肉! 「足を折る」との脅迫には恋人が非難

2022年10月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

バルサのカビを引きずり倒すような画像を…

スペインサイドからバッシングを受けているバストーニ。(C)Getty Images

 終了間際の判定が議論を呼んだ一戦は、インテルとバルセロナの間に禍根を残すことになった。

1 0月4日のチャンピオンズ・リーグでの対戦は、ホームのインテルが1-0でバルセロナを下した。だが、終了間際にデンゼル・ドゥムフリースのハンドを巡るPK判定が物議を醸している。

 バルセロナは1点を追っていた後半、アンス・ファティのハンドがあったとして得点を取り消された。だが、ドゥムフリースの手に当たったと思われる場面では、ビデオアシスタントレフェリーがPKなしと判定。バルセロナのシャビ監督は怒りをあらわにし、審判団を批判した。

 それだけに、『fanpage.it』などのイタリア・メディアが報じたところによると、試合後のインテルDFアレッサンドロ・バストーニのSNS投稿が、火に油を注ぐかたちとなったようだ。バルサのMFガビを引きずり倒すようなシーンの画像に、「ハートと闘志の勝利」という一文を添えた投稿である。

【画像】物議を醸したバストーニの挑発投稿と、脅迫を非難した恋人のブレシアーニさん
 バストーニの投稿に、スペインのインフルエンサーはSNSで「カンプ・ノウで待っている」と"反論"。また、fanpageによると、バルセロナの地元メディア『Sport』紙は、「自分が主役でもなかった試合後に胸を張った」と、バストーニを皮肉っている。

「彼が最初に思いついたのが、インテルの決勝トーナメント進出が確実になったわけでもないのに、ガビや全サポーターを挑発する投稿をすることだった。『つばを吐けば自分に降りかかる』と言うが、リターンマッチでバストーニがそうなるかを見てみよう」

 3連勝を飾ったバイエルンのグループステージ突破が有力となり、残る1枠を争うインテルとバルセロナの間で火花が散るのは当然だ。ただ、ヒートアップして愚行に及んでしまった者もいる。

 fanpageによれば、バストーニの恋人カミーラ・ブレシアーニが「(バストーニの)足を折ってやる。家の近くにいるぞ。もうサッカーをできなくなるぜ」といった脅迫メッセージが寄せられたことを明かしたのだ。恋人は「なんて不快なの」と非難している。

 たとえどんな状況でも、プロサッカー選手の足を折り、キャリアを終わらせるという脅迫は許されることではない。バルセロナとインテルの再戦は、1週間後の12日に行われる。カンプ・ノウでの一戦は、両軍とそのファンが正々堂々と競う場となってほしい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【画像】PKなしは妥当? シャビ監督が激怒したインテルMFのクリアシーン

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