「どこに行ってもキョウゴと契約していた」ポステコグルー監督が日本人選手を語る!古橋亨梧は「毎日が楽しくて仕方がない」

2022年10月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

「中村選手がああいうふうな活躍をしたから…」(前田)

セルティックでプレーする(左から)井手口、前田、旗手、古橋。レジェンドOB中村を越える存在となれるか。(C)Getty Images

 古橋亨梧、前田大然、旗手怜央、井手口陽介が所属するセルティックが10月5日、日本人選手をフィーチャーした動画を公開した。

 同クラブでは2005年から09年まで中村俊輔(現・横浜FC)がプレー。魔法の左足と称された正確無比なキックを武器に、チャンピオンズリーグ(CL)のマンチェスター・ユナイテッド戦で2本の直接FKを叩き込むなど、クラブ史に残る活躍を見せた。

 08年から10年にかけては水野晃樹(現・はやぶさイレブン)も在籍したが、以降は昨夏に横浜F・マリノスで指揮を執っていたアンジェ・ポステコグルーが監督に就任するまで、日本人不在の期間が長らく続いていた。

 映像内では「サポーターに大きな思い出を残したシュンスケ・ナカムラが去ってから13年。日本とセルティックの関係は監督のアンジェ・ポステコグルーが、レオ・ハタテ、ダイゼン・マエダ、ヨウスケ・イデグチ、そしてキョウゴ・フルハシを呼び寄せたことで再燃する。日本のJリーグから来た4選手は同じ国籍でもプレースタイルは異なり、セルティックの国内2冠に大きく貢献した」と説明されている。

 そしてポステコグルー監督は、就任と同時に古橋をヴィッセル神戸から引き抜いた経緯に言及。サムライ戦士の特徴とともに、こう説明している。

「キョウゴは私がセルティックに来た時に、最初に契約した日本人選手だった。正直、他のどのクラブに行ったとしても、キョウゴと契約していた。彼のスキルとインパクトを日本で直に経験していたからね。彼らは互いに違う特徴を持っている。性格もそうだし、プレースタイルもそうだ」
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 また、古橋、井手口、前田もインタビューに対応。それぞれクラブの印象や、同胞の存在を以下のように語っている。

「日本で過ごしている感じとあまり変わらないんですけど、本当に色んな人がいて、色んな言語があって。ちょっとずつちょっとずつ、みんなが言っていることも理解できています。本当に毎日が楽しくて仕方がないですし、他の日本人選手もスコットランドの生活を楽しんでいると思う。

 個人としてはやっぱり1つでも多くのゴールを取って、チームが勝つために、1つでも上に行ける、勝つゴールを勝負所で決められる選手になれたらなと思います。『自分らしいサッカーをやってくれれば、たくさんの人に愛してもらえるから』っていうアドバイスを貰ったので、僕は本当に自分らしく頑張ろうと、すごく心強い言葉を頂きました」(古橋)

「すごくビッグクラブということを感じたし、ファン・サポーターの方々もすごく熱くて。ポステコグルー監督が日本で監督をしている時から、すごく魅力のあるサッカーをしていたというのは知っていましたし、そのサッカーを僕もやってみたい気持ちと、セルティックという大きなクラブは知っていたので(井手口)」

「本当に中村俊輔選手がセルティックでああいうふうな活躍をしたから、日本人がこれだけ歓迎されていますし。(他の日本人選手の存在は)もちろん助けになりましたし、サッカーでは日本人が出せるクオリティだったり、そういうところが試合中でも出せていると思います」(前田)

 令和に集った四銃士は、スコットランド屈指の名門でレジェンド中村をも越えるインパクトを発揮できるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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