「この上なく素晴らしい」U-21日本代表のマナーを対戦国イタリアのメディアが激賞!「観客にお辞儀をし、ロッカールームを片づけ…」

2022年09月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

試合は1-1のドロー

藤尾の同点ゴールが決まり、喜ぶU-21日本代表。(C)Getty Images

 日本は国際主要大会でたびたびマナーの良さを称賛されてきた。チームがロッカールーム、サポーターがスタンドを掃除してから立ち去る姿は、世界各国で好印象を残してきた。

 9月26日にU-21イタリア代表と対戦した日本代表も、その礼儀正しさを受け継いでいる。対戦国のメディアは、ピッチ内外での振る舞いに賛辞を寄せた。

 試合は39分に日本が先制を許したものの、56分に加藤聖のシュート性のボールに藤尾翔太が頭で合わせて同点。逆転には至らなかったが、強豪相手に1-1と引き分けている。

 イタリア紙『Gazzetta dello Sport』は、翌27日付の紙面で試合レポートを伝える中で、日本代表の行動にも言及。「日本のマナーの良さ」が威厳をもたせたとし、大岩剛監督率いるチームの振る舞いを伝えた。

「オオイワの選手たちはウォームアップのためにピッチに入ってきたとき、そして試合後に観客に向けてお辞儀をした。そしてロッカールームを片づけて去っている。この上なく素晴らしい行為だ」
 
 イタリアは11月に開幕するカタール・ワールドカップの出場権を逃し、まさかの2大会連続の予選敗退に終わった際、地元パレルモのスタジアムのロッカールームを散らかして帰路についたと批判を浴びた。それだけに、同紙は日本代表のマナーの良さに感銘を受けたのかもしれない。

 文化の違いはある。試合前後のお辞儀やロッカールームを片づけることが、ピッチでの結果につながるとは限らない。だが、日本代表チームの振る舞いが、強豪国の関係者の心に響いたのであれば、誇らしいことではないだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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