【日本0-0エクアドル|採点&寸評】スタメン総入れ替えの選択は消化不良の結果に。限られた好シーンはシュミットのPKセーブ!!

2022年09月27日 本田健介(サッカーダイジェスト)

守備陣は無失点で試合を終える

【警告】日本=なし エクアドル=バイロン・カスティジョ(6分)、ジェクソン・メンデス(78分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】シュミット・ダニエル(日本)

[キリンチャレンジカップ]日本 0-0 エクアドル/9月27日/デュッセルドルフ・アレーナ

【日本代表・総評】
5.5
 指揮官が明言していた通り、4日前のアメリカ戦からスタメンを総入れ替え。システムは4-2-3-1のままでスタートした。ただ、前半から息の合わないシーンが続き、苦戦を強いられた。後半はメンバー交代で盛り返す場面も見られたが、シュミットのPKセーブがなければ負けていた。

【個人採点・寸評】
GK
MAN OF THE MATCH
23 シュミット・ダニエル 6.5
権田が負傷によって途中離脱したこともあり先発を掴む。前半終了間際にはあわやというボールをかき出すも、全体的にセットプレーで飛び出すタイミングやポジションにズレがあった印象。それでも後半終盤にチームを救うPKストップ!!
 
DF
2 山根視来 5
得意のハーフスペースなどでボールを受けようとする意識は感じられた。しかし、川崎で見せているようなプレーを披露できず。守備でも後手に回るシーンが。後半は徐々に高い位置に進行できた。
 
3 谷口彰悟 5.5
キャプテンの吉田がベンチに座るなか、最終ラインを統率。相手との距離が離れてしまうシーンもあったがよく耐えた。80分すぎにPKを取られたのは厳しい判定も反省材料か。あれがなければ「6」をつけたかった。
 
5 長友佑都 6(83分OUT)
攻撃面でのプラスアルファは限られたが、経験を生かした粘り強い守備はさすが。相手のクロスを止めてガッツポーズも飛び出す。
 
28 伊藤洋輝 6
評価が難しいところ。谷口とCBを組み、エクアドルに最後の一線は越えさせず。フィードも積極的に狙った。ただ精度はもう少し高めたかった。
 

次ページ前半は攻撃が停滞

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