元マドリー指揮官カペッロが怪物ロナウドの衝撃裏話を披露!「練習もしていないし、パーティーや女性が好きだから…」

2022年09月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

「新聞の見出しを見たら、ミランにロナウドがいると…」

銀河系軍団の一員としてマドリーで一時代を築いたロナウドだが、晩年は…。(C)Getty Images

 ファビオ・カペッロ氏がポルトガルの日刊紙『A Bola』のインタビューに応じ、レアル・マドリーの監督時代に行なった"怪物放出"を振り返った。

 1996-97シーズンに1年だけサンティアゴ・ベルナベウで指揮を執っていたカペッロ氏は2006年夏、9年ぶりにマドリーの監督に復帰。すると同年に30歳を迎え、明らかに衰えが見え始めていたブラジル代表FWロナウドを、シーズン途中の冬にミランへ売却したのだ。

 バロンドールやワールドカップの得点王をはじめ、数々のタイトルを獲得していたスーパースターへも容赦しない行動は大きな話題となり、「銀河系軍団の終焉」とも言われた。

 御年76歳のレジェンドは、「レアル・マドリーの監督には、大きな責任を伴う。2度目の就任時はロナウドを送り出し、(アントニオ・)カッサーノを採用したことで、チームに勝利のスピリットを生み出せたね。残り10試合でバルセロナとの勝点差9を追い上げたのは、今日も誇りに思っている」と当時を回想した。
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 そのうえで、自身の古巣でもあるミランで、オーナーを務めていたシルビオ・ベルルスコーニ氏との間にあった、ロナウドを巡るこんな裏話も明かしている。

「ベルルスコーニからロナウドの様子を尋ねる電話があったのを覚えている。トレーニングもしていないし、パーティーや女性が好きだから、契約は間違いだと言ったんだ。次の日、新聞の見出しを見たら、ミランにロナウドがいると書いてあった。とても面白かったね」

 その豪快なプレースタイルで一世を風靡したロナウドだが、ピッチ外や去り際でも強烈なインパクトを発揮したようだ。怪物はどこまでも怪物だった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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