【アメリカ戦のスタメン予想】鎌田をトップ下に配した4-2-3-1を採用か。CFの人選も焦点に

2022年09月23日 本田健介(サッカーダイジェスト)

4-3-3の可能性もあるが…

アメリカとのテストマッチに臨む日本。どういったスタメンを組むのか。

 11月のカタール・ワールドカップに向けてドイツ遠征を行なっている日本代表は、9月23日に強化試合2連戦の一試合目、アメリカとのゲームに臨む(現地時間:14時25分/日本時間:21時25分/27日にはエクアドルと対戦)。

 現在の主要システムは、最終予選の途中から採用している4-3-3だが、20日のトレーニングでは好調の鎌田大地をトップ下に組み込んだ、以前のメインフォメーション、4-2-3-1をテスト。

 森保一監督は前日会見で「これから親善試合、ワールドカップに臨むにあたって4-1-4-1(4-3-3)、4-2-3-1、そして6月のガーナ戦の終盤には3バックを試した部分はオプションとして持っておきたいです。明日の試合については練習で最終的に詰めて決めていきたいですが、4-2-3-1か4-3-3(4-1-4-1)で臨みたいと思います」と説明。

 ここでは練習でも試していた4-2-3-1でアメリカ戦のスタメンを予想してみた。

 
 21日のトレーニング、22日のスタジアムでの前日練習はともに冒頭15分のみの公開となっただけに、詳細は分からないが、20日のハーフコートでの9対9などを見る限りでは、GKはシュミット・ダニエルを試すか。森保ジャパンの守護神は権田修一がこれまで務めてきたが、本大会に向けてシュミットをここで起用しておく手は十分にあるだろう。

 最終ラインは、酒井宏樹、冨安健洋が怪我の影響で最近の活動に参加できていなかっただけに、吉田麻也、長友佑都を含め、まずは森保ジャパンでレギュラーを担ってきたメンバーの連係を改めて確認するか。

 酒井も今回の活動に対して「アップデートも含めて復習というところが多いと思います。(吉田)麻也くんとの関係性、トミ(冨安健洋)との関係性もそうです。前後する人たちとの関係性、クロスが上がるタイミングで、お互いが何も考えずに良いポジショニングを取れていれば、それだけで後手を踏みません。声は出すけど味方がどこにいるのかと確認しなくても済むような関係性というのを作れれば。本当に細かいところの積み重ねだと思います」と語っている。
 

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