トップチームのトレーニングへの参加が話題を読んでいるのが、レアル・マドリーのカスティージャ（Bチーム）に所属する中井卓大だ。

　９月18日に行なわれたラ・リーガ第６節、アトレティコ・マドリーとのマドリード・ダービー（２－１で勝利）の前日練習だった。これまでもインターナショナルウィークなどに招集されたケースがあったものの、大一番の前という状況もあり、18歳の日本人MFの登場に、ファンは騒然となった。

　そんななか、『El futbolero』のアメリカ版は「"次のジダン"と呼ばれている彼が、すでにレアル・マドリーのトップチームでアンチェロッティの下でトレーニングをしている」と見出しを打った記事を掲載。「次のマドリーの逸材は、カルロ・アンチェロッティ監督の指示の下、すでにトップチームで練習を行なっている」と伝えた。

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「ナカイはレアル・マドリーの宝石のひとりだ。アカデミーでは"次のジダン"と呼ばれた彼は、日本生まれの弱冠18歳だ。欧州王者はたった10歳の時に彼を迎え入れ、８年後、アンチェロッティ監督の下で、トップチームとの最初のトレーニングセッションを終えた（実際は数回ある）」

　記事は「なぜ彼はそんなに特別なのか？」と綴り、そのポテンシャルをこう褒め称えた。

「クラブは、彼をフィジカルに優れた体格ではないと見ている。だが、非の打ちどころのないテクニックと妬ましいほどのクオリティがある。そのプレービジョンや試合へのかかわり方によって、すでにモドリッチと比較する人さえいる」

　日本やスペイン以外からも注目を浴びる中井。今後も目が離せない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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