「いつもクボが守備に苦労し、チームを助けていないと…」久保建英、現地記者が驚いた“献身性”に見解!「長い間、言われてきた」

2022年09月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

果敢なプレスから先制点をアシスト

献身的なプレーで先制ゴールを呼び込んだ久保。(C)Getty Images

 9月18日に開催されたラ・リーガ第6節で、久保建英が所属するレアル・ソシエダがエスパニョールとホームで対戦。2―1で勝利を収めた。

 2トップの一角でスタメン出場を果たした久保は開始17分、バックパスを受けた敵GKのアルバロ・フェルナンデスに猛然とプレスを掛け、もたついたところを狙ってボールに突いた。本人は守護神のキックが足に直撃して倒れ込んだが、その間にノルウェー代表FWアレクサンダー・セルロトが無人のゴールへ流し込み、先制点を挙げた。

 スペイン紙『AS』によれば、献身的なプレーで先取点をアシストした久保は試合後の記者会見で、「最も驚かされるのはボールのないところのプレーです」と質問を受けると、次のように答えている。

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「僕は長い間、言われてきた。クボが守備に苦労し、チームを助けていないという欠点をいつも指摘されていた。今シーズンは逆で、チームを助け、自分自身を犠牲にするところを示せたと思います」

 過去3シーズン、久保はレアル・マドリーからのレンタルでプレーした3チーム(マジョルカ、ビジャレアル、ヘタフェ)で、攻撃で違いを作り出しながらも、守備面の課題がたびたび指摘されてきた。それが理由で、試合になかなか出場できない時もあった。

 だが、技術の高い選手が揃うソシエダの中で、久保は誰よりも動き回り、プレスでも貢献している。1-4で敗れた第2節のバルセロナ戦で奪った1点も、日本代表MFのボール奪取から奪ったものだ。

 レンタル先で得た経験は、決して無駄ではなかったのだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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