DAZNで配信中の元日本代表DF内田篤人氏の冠番組『内田篤人のFOOTBALL TIME』の最新回で、鹿島アントラーズの名スカウトとして有名な椎本邦一氏が出演。これまで最も争奪戦が激しかったルーキーについて明かした。

　鹿島で28年間スカウト一筋で、内田氏をはじめ、小笠原満男氏、柴崎岳（現レガネス）など数々の名選手を獲得してきた椎本氏。内田氏から「今まで獲得した選手で争奪戦になったのは誰ですか？ ヤナギ（柳沢敦）さん？」と問われると、「一番はヤナギだね。（オファーを出したチームは）全部じゃなかったかな、１チームだけこなかったのかな」と語り、こう続けた。
 

「いまでもフォワードではヤナギが一番だったなと思う。上手いし、ボールのないところの動きとか。ダイレクトでボール落とすのも上手かったし」

　内田氏も「"ヤナギ出し"ですね。（動き出しが）上手すぎてそう言うんです」と話し、「上手かったし、柔らかったですねー」と納得した様子だった。

　元日本代表FWの柳沢氏は1996年に富山一高から鹿島に加入。翌年に新人王を獲得し、その後はエースとして活躍した。高校時代から注目されていたストライカーは、Jクラブの垂涎の的だったようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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