マンU相手に躍動した久保建英は、古巣戦でなぜ輝きを失ったのか。驚きのタッチ数20回、パス8本、パス成功率はチーム最低の…

2022年09月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

先発では初めてトップ下に入る

古巣のヘタフェ戦で前半のみで交代となった久保。(C)Getty Images

 現地時間9月11日に開催されたラ・リーガ第5節で、久保建英が所属するレアル・ソシエダはヘタフェと敵地で対戦。今シーズンまだ勝星のなかった相手に1-2で敗れている。

 2020-21シーズンの後半戦にレンタルでプレーした古巣との一戦で、久保は躍動した3日前のマンチェスター・ユナイテッド戦(ヨーロッパリーグ)に続き、2試合連続のスタメン出場を果たした。

 そのユナイテッド戦から中2日のため、36歳のダビド・シルバがベンチスタートとなり、久保は先発では初めてトップ下に入る、だが、これまで好連係を見せてきたシルバの不在が響き、孤立する場面が目立った。
 
 クオリティの高いブライス・メンデスも先発を外れたなか、パスワークで崩すのは困難と見たのか、ドリブルで持ち運ぼうとするも、自身をよく知るヘタフェの厳しいマークを受け、チャンスを構築できない。疲労も考慮されたのかもしれないが、1点ビハインドで突入したハーフタイムにシルバと交代となった。

 データサイト『Whoscored.com』によれば、45分間のプレーでタッチ数はわずか20回、パスもたった8本。パス成功率はチーム最低の50パーセントだった。近くにシルバがいないため、2トップに一か八かのパスを出さざるを得ないシーンもあった。

 本人ひとりの問題ではないが、久保が輝くためには元スペイン代表MFが必要だと改めて感じさせた試合でもあった。

 チームにとっても、久保とシルバを同時出場させる時間をいかに長くするかがカギとなりそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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