「サプライズがあるかも。昨年のように…」マドリー指揮官がCL初戦を前に自戒!「セルティックは何よりもまず強い」

2022年09月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

鬼門セルティック・パークは「非常にタフな場所」

セルティックに警戒心を強めるアンチェロッティ監督。(C)Getty Images

 レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督が、現地時間9月6日に敵地で行なわれるチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第1節、セルティック戦を前に会見に出席した。クラブ公式サイトや英公共放送『BBC』が伝えている。

 63歳のイタリア人指揮官は、世界各国のビッグクラブを率いてきたなか、監督として3度セルティック・パークを訪れた経験を持つが、いずれも勝てず。鬼門とも言えるスタジアムについて、印象をこう語る。

「私のチームにとって非常にタフな場所だと証明されている。それは間違いない。グループステージ、ベスト16と、何度もここにチームを連れてきている。とてもタフだが、雰囲気は最高だ。このような雰囲気の中でチームがプレーできるなんて素晴らしい。今度こそここで勝利を手にしたいね」

 セルティックは、直近で宿敵のレンジャーズを4-0で粉砕。国内リーグで開幕から6連勝中だ。絶好調の対戦相手にアンチェロッティ監督は警戒心を強めている。
 
「決して楽なグループではないよ。セルティックは何よりもまず強いチームだし、RBライプツィヒやシャフタール・ドネツクもリスペクトしなければならない。このグループでもサプライズがあるかもしれない。昨年のシェリフのように、何が起こるか分からない」
 
 マドリーは昨シーズン、グループステージ第2節でモルドバ王者のシェリフ・ティラスポリに、ホームでまさかの黒星を喫した。その衝撃を決して忘れてはいないようだ。
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 また、アンチェロッティ監督は、ディフェンディングチャンピオンであり、歴代最多14度の優勝を誇るにもかかわらず、自軍がブックメーカーで5番人気となっている点にも言及。泰然自若とした様子で、「別に驚いていない」ときっぱり言い放った。

「去年はオッズがそれほど良くなかったのに優勝できたんだから、良い兆候だと思う。当然最後まで進むつもりだし、決勝で戦えることを願っている」

 カリム・ベンゼマ、ルカ・モドリッチ、ティボー・クルトワをはじめ、世界屈指のタレントを揃えるスペイン王者と、古橋亨梧、前田大然、旗手怜央、井手口陽介(CLの登録はメンバー外)の日本人4選手が在籍するスコットランド王者。大事な初戦で勝利するのは、一体どちらのリーグ王者か。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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