「ゴールラインテクノロジーの不具合」中山雄太、チーム最高評価も“明らかな得点”が認められず! 指揮官は怒り「失望。受け入れるのは難しい」

2022年09月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

左WBで好パフォーマンスを披露

同点ゴールが幻となった中山。(C)Getty Images

 9月4日に行われたイングランド・チャンピオンシップ第8節、ハダースフィールドはホームでブラックプールに0-1で敗れた。フル出場した中山雄太は、後半に貴重な同点弾を挙げたかに思われたものの、得点が認められず。地元メディアも「物議を醸している」と報じた。

 チームが前半に先制を許して迎えた後半、中山はCKの好機に頭で合わせて決定機をつくると、相手守護神のセーブでこぼれたボールに反応して押し込む。ゴールを確信したチームは喜び、本人も拳を天に突き上げながら祝った。

 だが、ゴールは認められず。プレーは続行され、気づいた日本代表DFは驚き、両手で頭を抱えながら自陣に向かった。英衛星放送『Sky Sports』は、「ゴールラインテクノロジーの不具合があったようだ」と報じている。

【動画】中山雄太はゴールを確信して喜ぶも…「明らかな得点」が取り消しになったシーン
 同メディアによると、ハダースフィールドのダニー・スコフィールド監督は、試合後に「何度も異なる角度から見たが、受け入れるのは難しい。ゴールが認められなかったと感じている」と怒りを表した。

「主審を責めるのは難しい。技術のことだからだ。彼にそれを覆すことができるのか分からない。勇敢な人でないとそれができないのは確かだろう。今シーズンの我々は万全のスタートを切れず、その中で少なくとも1ポイントになるはずだったんだ。大きな場面だった。失望させられたと感じている。我々はポイントを懸けて闘っているんだ。こういうことは正しくあらねばならない」

 不運にも今季2点目とはならなかった中山だが、パフォーマンスそのものは高く評価されている。『YorkshireLive』は採点記事で中山にチームで唯一となる最高の8点をつけた。

「この試合では再び左WBとして起用され、その役割で快適な様子で、いくつか重要なバトルを制していた。そのひとつは、ゴールラインテクノロジーが認めなかったあの明らかなゴールだ」

 7試合を消化して1勝1分け5敗のハダースフィールドは、4ポイントで24チーム中23チームと苦しい状況にある。それだけに、中山のゴールが認められなかった痛手は大きい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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